ハードボールと"アコレイドと、エス・ピー・エス。
2012年 03月 04日
烏丸です。
一丁前にゲーマー、しかもプレイする側ではなく収集する側ってんでゲームっ子というカテゴリの中でも実にインドアライクな部類に所属しているアタイなんですけれども、コドモのころはそれなりに野球ゲームとか興じたクチ。ご存知でしょうか、"ハードボール"を。
"セントラル・リーグ"、"パシフィック・リーグ"は知っているけれども、海の向こうには"メジャー・リーグ"ってのがあるらしい、と知ったのはこのゲームがキッカケだったのかも。 一見"燃えプロ"視点のフツーなゲーム・・・かと思いきや、動画をご覧いただければお分かりになるとおりの有様。ありえない変化球を打つのはほぼ不可能、な変わりに捕手から投手への返球を打てるのでそれを狙って塁に進むのがセオリー、加えて3アウトチェンジ、ではなく5アウトでチェンジと攻撃側に有利なシステムがなるほどこれが"メジャー"か・・・と海の向こうに思いをはせた、みたいな。
で、この動画で紹介されているMSX版はソニー印なんですが、作っていたのは"ACCOLADE(アコレイド)"なる会社。
Wikipediaによると、ACCOLADE社は1980年代から90年代にカリフォルニアにあったゲーム会社。社名の由来は当時"Acclaim(アクレイム)"の前に来るようにつけたそーで。
さて最初に発売したタイトルがこの"ハードボール"だそうでプラットフォームは"Commodore64"や"Apple]["、"AMIGA"など。なので今で言うところのマルチプラットフォームで発売されたらしい、この"ハードボール"。
※しかし"ダムバスター"もこの会社だったとしってちょっとびっくり
実はACCOLADE社を知ったのは、日本国内で格闘ゲームブームが真っ盛りーの時に、スーパーファミコンで発売された"Ballz"なる風船細工みたいなキャラクターが戦うゲーム。
国内版は"メディアリング"印。
なんだか外人が考えそうな妙なゲームだよなぁ、と思いながらも、ハードウェアスペック的にポリゴンはちょっと、なら絡めてで多関節をスプライトで、しかも擬似3Dフィールドで~という相違工夫がすごい。(ゲームとしては面白くないけど)
話が脱線しかけたんですが、実はマルチプラットフォームで展開していたというこの暗黒野球ゲーム"ハードボール"・・・を近所のTSUTAYAで100円で発見したのでついうっかり、みたいないつもの報告も。
ちょっとプレイした感じでは流石は貫禄の5作目、初代のカオスっぷりはどこへやら、なフツーの野球ゲームに。(案外4作目までカオスっぷりを維持していた可能性はありますが) パッケージによると全米ではヒットタイトル、だったよーで海の向こうの"ファミスタ"・・・いや"燃えプロ"か。
驚いたのはこの国内版はあの"エス・ピー・エス"印だったこと。
どういう経緯でこのタイトルを移植することになったのかとっても知りたいキモチ。
最後にYouTubeにあがっていたプレイ動画を。OPテーマが実にかっこよくてねぇ。