アレンジの妙、人間兵器。
2014年 01月 20日
まぁいいや。
流石に郊外型のファミコン店でも、8bit世代のゲームを置いてあるお店が減っておりまして、徐々に守備範囲が遠方になっている感じ。 なんですが、まぁ単車で往復2時間? とかになると、何も買わずに帰るのもなぁ、ってんで
なんとなしに購入した"デッドフォックス※"がえっらい面白かったので、一筆。(※タイトル画面に『人間兵器』とかあるんですが、パッケージには記載ないんよね。何かひっかかったのかしら)
このゲームの存在自体は発売当時(1990年)から知ってたんですが、ナムコの"ローリングサンダー(AC:1986、FC:1989)"好きからすると、豪快に"パ○った"ようにしか見えない本作は華麗にスルー。 んで今遊んでみて実にパターン構築が楽しく、かつオマージュ元のローリングサンダーで『こうだったらいいのにィ』みたいな所がかなり改善されている良作だと、発見。
いあー、他人の食わず嫌いについては常々叱責するような烏丸なんですが、猛省・・・!
ところで、本作に限らず"ローリングサンダー"に感化された作品は80年代末期から90年代初頭に散見されまして、『リアル頭身の自機キャラを操作する横スクロールアクション』としてテンプレ化されてたんだなぁ、という振り返り。
"ローリングサンダー"(ナムコ 1986)
"忍 -SHINOBI-"(セガ 1987)
"人間兵器デッドフォックス"(カプコン/ステイタス 1990)
近接攻撃にボム、ボス戦にボーナスステージという豪華アレンジに加えて輸出を意識したゲームデザインが素敵な"忍 -SHINOBI"、おそらく作り手がオマージュ元の気に入らない点をアレンジした"人間兵器デッドフォックス"、そして
"サプライズアタック"(コナミ 1990)"
ステージ間に用意された唐突な『宇宙クイズ』の奔放すぎるゲームデザインの"サプライズアタック"・・・最後のはともかく、今日日遊んでみてパターン構築の面白みを再確認させられたりして嗚呼、自分の好きなゲームってこーいうのかもなぁ、なんて。