【レビュー】Gravis GrIP Game System

 どーも鼻が詰まって目がかゆくて頭が重い、と思ったら。近所の薮に群生したセイダカアワダチソウが一斉に開花してるときた。桜の開花予測と杉の花粉警報はあるんですけどね・・・やっぱりセイタカアワダチソウのアレルギーってのはマイノリティなんでしょーか。

 そーいうわけで、鼻から出る生理食塩水で鮭の養殖ができそーな状態で烏丸です。ズビズバ。
 いやいや、前述の通りここのところアレルギーでどーも体調が悪い。秋なんてお散歩にちょうど良い季節なんですけどねえ。外に出れば体調が悪くなっちゃうんですから困ったもんだ。(東京は若干雨模様な日が続いているので、花粉の飛散も少しは落ち着く予感ですが)


 ほいでは、コントローラのお話。
 烏丸のお宅ではそーでもなかったのですが、世間一般では据え置きゲーム機のスタンダードは、やはりプレステ。今年の年末から来年にかけて、また次世代機と呼ばれる据え置きゲーム機が市場に投入されますが、アンケート調査の結果だと今回もプレステに後継機に高い期待が寄せられているそーで。烏丸としては、これまでに無いコントローラ形状で勝負してきた任天堂のRevolutionに期待しちゃいますが・・・このままアンケート通りになりますと、プレステが採用するコントローラの形状が、前回の形状と大して変わらない以上、しばらくは似たようなコントローラばっかりが市場に出回り続けるんでしょーな。
 とはいえ、前回ご紹介したアスキーパッドのように、アナログ入力が不要なゲームにおいてはサタパライクなコントローラが重宝されているってのも事実。次世代機戦争に参加できないとしても、後世まで語り継いでいくのが我々の役目・・・というわけで今回もサタパクローンを大紹介。



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 Gravis社の「GrIP Game System」であります。
 ご覧の通り、サタパそっくりなパッド×2と、いわゆるマルチタップという仰々しい構成。昔のコントローラらしく、ゲームソフトがバンドルでくっついてくるのですが、そのゲーム次第でパッケージの名前が変わるようです。烏丸が購入したパッケージには、「WWF THE ARCADE GAME」がついているのでパッケージの名前が「Fighting Machine」でしたが、他にもフットボールのゲームがバンドルしているパッケージもあるご様子。
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 しかし、ショーン・マイケルズが若いですな

では、パッドの方から。
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 もーなんかサタパにクリソツ。最初見た時は金型からコピーしたのかと一瞬思いましたが、並べてみると案外違う。 
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 完全にコピーするよりも、こんな感じに「パっと見、似ている」ように作る方が難しいでしょうな。

 ボタンの構成はサタパと同様に8ボタン。異なる点は、スタートボタンが無い事と、6ボタンの上下段の大きさが均一。さらにLRの大きさがサタパよりこぢんまり。恐らくはコスト的な問題なんでしょうけども。ただ、筐体とボタンの色が近似色なので落ち着いた大人の装いという感じですな。っていうかカラーリング的にはオリジナルよりも好み。

 で、す、が。

 実は6ボタンしか認識しません。設定次第で調整できるようですが、基本的にボタンとして使えるのはA、B、C、Z、L、Rのみ。XとYは、それぞれAとBの連射になっているんですな。なんだかなー。それならLRを連射にすればいいのにィ。

 さ、ら、に。

 方向キーが大変。写真で見ていただきますと・・・
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 上下左右を表す凹凸が、かなり控えめ。しかもキー自体の厚みがすごい。さらにストロークが深い上に固い。 正確に8方向を入力するには、それなりの気合いと練習と大人らしい冷静さが必要。 まーGravisの方向キーって毎度毎度腐りきっているんですけれども、これは見た目がサタパライクだけにインパクトがでっかい。うーん、この手の方向キーが駄目なパッドってのは多いですが、今回のは見た目でよけいに損してるカモ。っていうか、どーしてここはコピーしなかったんですかねGravis。森を見て木を見てないってヤツか。

 さあさ、駄目な点にいつまでも注目していても仕方がないので、他のポイントに目をば。このパッド、前述しましたとおりマルチタップとセットの構成なんですが、そのマルチタップとパッドの接続が、なんとATARI9ピン。
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付属のこのパッド以外にも、他のATARI仕様のコントローラがグサグサ刺せた愉快でしょーなあ。まあ単純にピン配置に互換があるとは思えませんがw 付属の「WWF」は多人数対戦出来るようなので、これで実現するんでしょうな。

 さらにさらに。このマルチタップ自体のPCとの接続端子は例によってゲームポート。なのですが、マルチタップ自体にもゲームポートを2基搭載。
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ひょっとしてカスケード接続が可能? だとしたらいくつまで同時接続出来るんでしょーかねえ・・・まぁゲームポート自体が扱える信号の限界がありますので、あんまり現実的じゃないんですけど。(接続すればするほど、使える使えるボタンが減っていくという)

 今の世の中USB接続全盛ですから、この手の独自規格のマルチタップなんてーのが今後出てくる可能性は少ないです。しかし当時は意欲的な製品だったんでしょうな。意欲的ってだけ、ですけども。

 デザイン ★★★★☆
 操作性  ★★☆☆☆
 備考   これでATARI9ピン完全互換だったら相当熱い製品なんですけどねえ。「SEGA I/F PCI」なんか目じゃないカモ
 参考URL メーカーHP

 あ。一つ書き忘れました。
 95時代の製品って事と、マルチタップという商品の特性上、Windows2000以降のOS付属のドライバではマトモに動きません。しかもGravis社のサイトに行ってもサポートは打ち切られている始末。製品に付属するドライバは95と98にしか対応していないようなので、注意が必要・・・って今更これをほしがる人もいないと思いますがw
by karasuma_usb | 2005-10-09 11:11 | コントローラ

変なコントローラを千切っては投げ千切っては投げ。


by karasuma_usb
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