【レビュー】HORI FIGHTING COMMANDER REAL

感じます。HORIの愛。
 さぁてそろそろ次世代機Readyなふいんき(←何故かry)になってまいりましたが、読者ちゃん諸兄のキモチも高ぶってきたんでしょうかおっきしちゃってるんでしょうか。いや烏丸はそんなでもないんですけれども。

 とは言え、拙ブログで何度か書きましたが、今回の次世代機では烏丸的にWii一択。やはり8bit機に始まる大いなる遺産(負の遺産?)を丸呑みする準備がオフィシャルに整っているってのは個人的には大評価。コンシューマゲーム機の世代交代の折には必ずといっていいほど「下位互換」についての言及が各社からありますが、今回は次世代機の先行発売を完了しているマイクロソフト、業界的には大本命なのに暗雲立ちこめまくりのソニーともに「下位互換有り」の宣言。
 なのですが、他社のハードも含め「将来的には動く」と宣言しちゃってるのは任天堂だけなんですな。このあたりは国産コンシューマゲーム機メーカーの老舗たる懐の深さを感じちゃう、みたいな。



 さてさて、この「次世代機」って単語。実際に使われ始めたのは任天堂のスーパーファミコンの黄金期の末期。当時のエントリはこんな感じ。
  ・SegaSaturn(1994/11/22)
  ・PlayStation(1994/12/3)
  ・PC-FX(1994/12/23)
  ・Nintendo64(1996/6/23)

 発売の時系列で考えるとこの流れ。下馬評では任天堂の次世代機であるロクヨンがスーファミの流れで優位かなー、なんて思われていましたが、結局ご存知の通りPS(しかもおおもとはスーファミの1周辺機器)の天下に・・・。単純にスペック比較するだけなら、ロクヨンだったらしーですけどねえ。PC-FXはともかく、サターンは惜しかったなあ・・・。





 ・・・って、なんか忘れてると思ったら。

  ・3DO(1994/3/20)

 国内ではPanasonicとSANYO、海外ではLG電子がライセンスを取得して本体を販売してました「3DO」。他のライバルに先立つこと半年ちょっと、市場確保のイニシアチブを取っていたにもかかわらずの惨敗。しかもライセンス取得したメーカーが、ことごとくMSXを生産していたメーカーってのも面白い(っていうか悲しい)です。(は! 今回の次世代機ラッシュで先行しているマイクロソフトもMSX関係企業じゃん・・・w)
 そいえば発売日当日に烏丸、偶然に秋葉原に居たんですが、秋葉全体が3DOキャンペーン一色だったのを覚えております。キレイなおねーさんが通りすがりの何も知らなそうな中年男性に激しく薦めていたっけ・・・結果的に悪質なキャッチセールスみたいになってしまいましたが。

 で、烏丸もその実、3DO自体は「スト2X」が出るってんで購入したコトがあったり。まぁ純正のコントローラがあれだったりロード時間が鬱陶しいのは仕方が無いにしても、肝心の移植度がイマイチだったんで・・・ワリとすぐに本体ごと手放しちゃったんですな。
 あれからもー10年以上経つんですなぁ。なのに烏丸ったら・・・いや言うまい。

 さてその10年ちょっとアニバーサリー(←半端)ってんで、今回はつい先日ゲトした3DOのコントローラをご紹介していきたいキモチ。


c0004568_2213107.jpg

 コンシューマゲーム機用コントローラでは業界の盟主、HORI製の6ボタンパッド「FIGHTING COMMANDER REAL」であります。

 ファミコン以降に発売されたコンシューマゲーム機に関しては「ほぼ」全て周辺機器メーカーとして参加している同社ですが、出してたんですね3DOにも。なんかこう、献身的というか無謀というか・・・いや優しいねぇホリは。
 でもあれあれどっかで見たこと有るなぁって思ったら、サターン用として発売された同社の「FIGHTING COMMANDER SS」と同型っていうか色違い。(で、懺悔しますがこの後出てくるサターン用の画像、某オークションから拝借してます・・)


c0004568_22144698.jpg

 ってなワケで当然サターン版と同様の部品。双方ともに「ファイティング~」なんて命名されちゃってるだけに、実に格闘ゲーム向きの設定で若干柔らかめ。しかしサターンは良く出来た純正品が本体に添付されているのに対し、この3DO用はもうこれ以外に選択肢が無いレベルなのが違うところでしょーか。(アスキーからも妙チクリンな奴がでてましたが)


c0004568_2215457.jpg

 上下段で色分けされた6ボタン。
 下段は国内で3種類(初代REAL、REAL2、TRY)発売された本体全てに付属するパッドのボタンと同色のくすんだグレー。うーんなんとも渋い色。画像では分かりにくいですが、あんまりキレイなグレーじゃないんですなこれ。このあたりはホリのせいではなく松下のせいなのかしら。
 逆に上段は鮮やかな赤。と言っても真っ赤、というよりは若干朱色気味で中途半端な印象。縁起を担いで下段のボタンを白にすれば良かったのに・・・いや意味ねーか。
 色の話はさておき、配列は下段が純正と同じでA・B・C、上段はL・P・Rとなってます。って、L・Rはともかくって何よ? といいますと。
 3DO、触ったことのない読者ちゃんに説明しますと、純正品のボタン構成は親指担当の3ボタンとLR、セレクト・スタートの7ボタン構成、つまり奇数。なので親指に6ボタンを用意するにはセレクトとスタートのいずれかに出向願わねばならないんですな。このPってのはスタートボタンというワケであります。


c0004568_22173751.jpg

 恐らくは同社のプレステ用コントローラにも同様の部品が採用されているであろう四角と三角のゴム製ボタン。このボタンの周囲だけ別部品になっているのは、サターン版とレイアウトが異なるからなんですな。
c0004568_22181875.jpg

 これこの通りサターン版はスローとスタートの組み合わせ。


c0004568_22192134.jpg

 みっしりと敷き詰められた連射およびスロースイッチとモード切り替えスイッチ。最上段はA・B・C・L・Rの連射、下段は左から「6ボタンモード・5ボタンモード・3ボタンモード」の切り替えスイッチ、中央にPボタンの「連射 or スロー」、右は「スロー速度」スイッチという構成。初見ではどれがどれやらという感じではありますが、純正パッドのボタン構成を6ボタン化するにあたっての試行錯誤が伺えます。
c0004568_22195362.jpg

c0004568_22201811.jpg

 なんとも親切心痛み入る丁寧な解説が箱の裏に。いやーこれはもう3DOユーザーはホリに頭が上がらんね。

 豆知識なんですが・・・実はサターン版のほうは連射スイッチのレイアウトが異なります。
c0004568_22205458.jpg

 こんな感じ。こちらのほうはボタンの配列と連射スイッチの配列がいっちしているのでよりフレンドリー。って、こっちが当たり前なんですけどねー。


 と、まぁ本日もオザナリな感じに流してきましたけれども、正直3DOに関してはこのコントローラで一択という印象。ここまで至れり尽くせりされちゃったらもー、格ゲーでもシューティングでもかかってきやがれコンチクショウと気持ちになるものの、3DOのラインナップを見て意気消沈な感じ。等のホリもまさかここまで3DOの寿命が短いとは思っていなかったでしょうなぁ。せめて「3DO→USB」の変換コネクタでも出てれば・・・いや変換するなら他に選択肢が多すぎるか。


 デザイン  ★★★★☆ 中央のスイッチ類に愛を感じます
 操作性   ★★★★☆ ソツなし
 参考URL とりあえずWikiドゾー
 備考    購入価格:80円


 烏丸が3DOを手放した決め手ってのは前述の通り、「スト2X」の出来がイマイチだったっつーコトなんですが・・・具体的には、サンダーホークのしゃがみ中パンチが弱パンチと同じグラフィックだったってコトだったんですが・・・いやーあれは今でも許せねぇ・・・
by karasuma_usb | 2006-09-03 22:22 | コントローラ

変なコントローラを千切っては投げ千切っては投げ。


by karasuma_usb
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31