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旧箱をPCのモニタに、接続完了。

 よーやく。よーやくPCのモニタ(CRT)に旧箱接続完了。烏丸です。

 いやー。大変だった。なんかケーブル接続するだけ? なキモチでいたんですが、さにあらず非常に面倒な事態。アタシは旧箱、フツーに31kHzの出力を持ってると思っていたんですが、やはりそこは"前"世代機、そーは問屋が卸さなかったとゆー。



 すでにご承知の読者ちゃんもおられるかとは思いますが一応。
 旧箱→PCのモニタ接続にあたって必要なモノ。まず1コ目が、



旧箱をPCのモニタに、接続完了。_c0004568_2171623.jpg

 コンポーネント接続用のアダプタ。(こちらは純正ですがサード各社から出てるのでとりあえず代用可能) これがまた売っていない。まー360が出て1年半、しかも互換性無しと考えると生産終了しているのは予想の範疇だったのですが、中古市場でもナカナカ見かけない。
 しかしどーしても必要、ってんで近所の中古店に電話しまくり。で、よーやく車で小一時間のお店に在庫アリ、の情報。エッチラオッチラ出かけていってゲト。


 とは言え、烏丸が所有するCRTにはコンポーネント接続する端子など無し。なので、2コ目にこんなものが必要に。



旧箱をPCのモニタに、接続完了。_c0004568_2172940.jpg

 「YPbPr to RGBHV VGA BOX」

 メーカーは海外のMAYFLASHなる会社。
 海外製、とは言えコンポーネント出力を備えたコンシューマゲーム機が多いせいでしょうか、国内でも取り扱いが多いご様子。烏丸は秋葉原のゲームバンクにて入手。



 で、この二つがそろって初めてPCのモニタに接続できるワケですが、この設定がもー、非常に難儀。




 旧箱、つまりXBOXですがナカナカ凝ったツクリでして、本体に接続しているケーブルによって、本体設定画面に表示される内容が変わるんですな。
 例えば旧箱に最初からついてくる通常のビデオ出力。いわゆるコンポジットと呼ばれるケーブルを接続した場合、本体側の設定画面では画面の比率(4:3 / 16:9 / レターモード)の選択画面のみ。
 これがコンポーネントケーブルだと、上記のほかに、スキャン方式(525P(D4,D3,D2) / 750P(D4) / 1125I(D4,D3))の選択画面が表示されまして、これを設定することで初めて、コンポーネント出力モードになると。




 じゃあ、ってんで早速上記のアイテム2コ使ってCRTに接続してみると・・・なんと"Out of SCAN"。 つまり周波数帯が一致しないばっかりに表示不可。ぬぅ? どーすんのこれ? 悩むこと小一時間。
 途方に暮れつつネットで調べてみたら・・・コンポーネント→VGA変換直後は、前述のスキャン方式選択画面どころか旧箱の設定画面が表示できないそうで。(→参考:"だってRGBが無いと死んじゃうんだもん。")
旧箱をPCのモニタに、接続完了。_c0004568_2174735.jpg


(前略)しかしながら、時間設定、解像度設定、音楽CD取り込みのため
 のダッシュボードメニューがD2出力に未対応であり、
 この操作のためにはアップスキャンコンバータもしくは
 一般家庭用テレビ等が必要。解像度設定だけならばブラインド
 入力
で行う方法が公開されている。


 つまりモニタに何も映らない状態で、手探りで設定を変更する必要がある、と。これは・・・荒行。

 具体的にどーいう手順かというと・・・外人の方が懇切丁寧に解説してくれたサイトがこちら。

 設定画面での操作音を頼りに解像度設定、という文字で書くとエラい簡単そうに見える手順。ところがこの烏丸の手にかかるとこれがまたチィとも成功しない。ウィザードリィ地下10階まで目をつぶって辿りつくことが出来る烏丸のテクニックを持ってしても。

 なんとか他に良い方法は・・・と再び探してみると、アップスキャンコンバータの老舗、マイコンソフトのサイトにこんな手順の解説が。

■XBOXのゲーム画面を表示したい場合。


1. ゲームソフトが「プログレッシブ表示(D2:480p)」に対応していることを確認してください。
2. 「XBOX コンポーネントAVパック」をXBOXと家庭用テレビに接続します(コンポーネント・ビデオ入力端子を持たないテレビをご使用のお客様は、「XBOXコンポーネントAVパック」の「Y(緑)」ケーブルを家庭用テレビのビデオ端子(黄)に接続し、画面を表示することができます。ただし、その際の画面表示はモノクロになります)。
3. XBOXからゲームソフトを取り外した状態でXBOXの電源を「オン」にし、「設定画面」を表示します(この時点で家庭用テレビに画面が表示されなかったり、画面が乱れているときは、すでに設定を変更済みである可能性があります)。
4. 設定画面の「設定」→「ビデオ」を選択し、「D2:480p」の設定を「はい」に変更します(ここまでの操作は、パソコン専用ディスプレイには表示されませんので、家庭用テレビを見ながら行ってください)。
5. 家庭用テレビから先程接続した「Y(緑)」ケーブルを取り外し、XSELECT-D4に「XBOXコンポーネントAVパック」のY、PB、PRケーブルを接続します。
6. 「プログレッシブ表示」に対応したゲームソフトを起動して下さい。ゲームは自動的にプログレッシブモード「D2:480p」で起動します。



 早い話が、PCモニタの他にコンポーネント接続できるテレビを用意してそっちで設定、その後PCモニタに接続しましょう、という。なるほど~、ってこれ・・・コンポーネント接続できるモニタが無い人はどうするのかしら・・・?



 まー紆余曲折あったものの、拙宅リビングのテレビに接続して旧箱の設定、改めて愛用CRTに無事に接続完了。
旧箱をPCのモニタに、接続完了。_c0004568_219374.jpg

 これで14インチテレビデオとは、おさらば。




 しかしコンポーネント接続できる環境が無いから変換ケーブル買ったのに、コンポーネント接続しないと設定できないなんて・・・。Windows95の時代の話ですが、CD-ROMドライブのドライバディスクが、付属のCD-ROMに入っていたことを思いだすような出来事でした。
by karasuma_usb | 2007-07-01 21:08 | 烏丸の壷

変なコントローラを千切っては投げ千切っては投げ。


by karasuma_usb
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