変なコントローラを千切っては投げ千切っては投げ。


by karasuma_usb
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カテゴリ:コントローラ( 180 )

 現在我が家で稼働率ナンバー1、といえば"Wii"。 なんですが諸君らはどうかしら。
 烏丸です。さて久しぶりの【レビュー】エントリ。本日のお題は、拙ブログでは実は初登場のプラットフォーム、"Wii"から"クラコン"、つまり「クラシックコントローラ」をばご紹介。

 さて、この"クラコン"、Wiiというプラットフォームでのヒット作の殆どが任天堂タイトル、加えて任天堂タイトルの殆どが本体付属の"リモコン"+"ヌンチャク"で操作できるものばかり(更に加えるならばバーチャルコンソールで売れた過去作品が殆どリモコン横持ちで事足りる)なコトから・・・認知はされているけど買うのは比較的少数派、という位置づけ。(残念ながら烏丸の周囲にはライト層がいないのでサンプリングしづらい、んですけれども)
 ともあれコントローラ型の周辺機器、加えて烏丸がWii本体を購入する本命的理由が"バーチャルコンソール"と有れば買わないワケには、ってんで本体と同時購入した周辺機器、なんですな"クラコン"


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"RVL-005 クラシックコントローラ"

 Wiiリモコンよりボタン数は多め、任天堂印の"パッド型"コントローラが"ロクヨン"→"ゲームキューブ"と、グリップの形状やら主要ボタンの配置などで少々妙な懲り方にベクトルが向いちゃってた・・・ところにきて大変シンプルなデザイン。
 一見、スーファミのコントローラにアナログとLRを追加しただけ、みたいな。

 見る人によっては、"ロクヨン"やら"ゲームキューブ"の方が言葉は悪いですが『畸形』、コンシューマゲーム機の王者である任天堂こそ、大ヒット作であるスーファミの正統後継として・・・早い段階でこの形状を採用していれば、なんてご意見も。
 烏丸個人としても、取り立てて不満の無いコントローラ、クラコン。
 加えて十字キーはスーファミ時代よりも軽くてシックリ、ボタンもアナログも位置関係に無理が無く、グリップが無くても問題無いんですよー、みたいな。

 敢えて無理して文句を言うならば・・・ケーブルの生えている位置が"ドリキャス"よろしく手前側、というコトくらい。まぁこれはリモコンとケーブル接続する都合上、仕方ないんでしょうけれども・・・ともあれ、実売価格1500円、おいそれと購入できちゃう非の打ち所の無い製品。



 な、もんですからサードパーティの製品を購入する理由が見当たらない。
 なのでどーしても食指が伸びなかった・・・もんですから、ようやく購入したサードパーティ製品をご紹介するのが、こんな時期に。


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 こちら。"アンサー株式会社"の"クラシカルコントローラ"、であります。
 実売価格は980円。なんですが近所の店では1280円(畜生)、まぁ所詮300円、野良犬に噛まれたと思って購入、したという。


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 見所はまず形状。
 純正クラコンが楕円を描きながらグリップ形状を拒否、したところにグリップ未満でサタパライクな形状をエッセンス。クラコンはクラコンで握り心地に文句は無いのですが、やっぱりサタパよねぇ、つってもあくまで「似ている」止まり、なんですけれども。


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 厚みはグリップ分だけ厚め。
 この厚みとグリップ状で、手のひらにピタリ、と来るのはナカナカ。


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 ボタンは各ボタン同士が近い感じ。
 純正クラコンがそれぞれ若干離れ気味なのは、押し間違えを予防するための任天堂の優しさ・・・なのカモ知れませんが、常に4ボタンを指先に感じられる距離、ってのもそれはそれで優しさかなぁ、という。いやそもそも純正クラコン設計時の、任天堂の意図は知りませんけれども。


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 こちらは"L1"・"R1"・"L2"・"R2"・・・ってーコトは元々プレステ用のコントローラを流用?
 なるほど、であれば、


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 純正クラコンの周囲が8角形なのに対して、こちらが円形なのも納得。 はぁ、流用なのかー。



 と、若干ガッカリしつつも、今回この"クラシカルコントローラ"を購入した最大の理由のヒトツ・・・左様、


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 サタパライクな方向キー。
 まさしくこの1点。クラコンの十字キーの完成度はこれまでの任天堂ハードの中でもトップクラスのもの、だとは思うもののやはり現役を退いて久しいとは言えセガ信者の烏丸。かつてのライバルの軍門に下ったものの、せめてコントローラだけでもセガ風な・・・というキモチ。(まぁだったらサタパを自力で変換するとかメガドラパッド用の変換機を使え、って話ですが)

 で。実際のところ、このサタパライクな方向キーはどうなのか、という話なんですが。
 結論から申し上げて「悪くない」。 悪くはないんですが、そもそもサタパというよりはメガドラのそれ、であったこと。これを念頭に置きつつ・・・評価してみますと。

 タッチ自体はメガドラのそれ、にホンの少しストロークを追加した感じ。
 メガドラのパッドはサタパに比べて評価が低めなのは、斜めよりも上下左右が苦手なストロークの浅さ。じゃあそれにストロークを追加すれば良くなる・・・ハズだったんでしょうけれども、何しろタッチが重い。
 重さのせい、の原因は恐らく中のゴム。これの反発がキツ目だから、なんでしょうが上下左右から斜め方向への切り替えしが厳しい。特にシューティングゲームなんかで、静止状態から斜めにダイレクト入力とか実際無理。死ぬ。死ぬる。
 例えばスペハリみたいに常に画面中を動き回る、とかそーいうゲームだとそれほどツラくはないんでしょう、けれどもねぇ。


 うーん、結構デザインとか好き、なんだけど惜しい。実に惜しい。あとはヘッドホンだとかスピーカーなんかでよく言われる"エージング"、馴染んでくるコトに期待、かしらん。 クラコン唯一の欠点(あくまでも主観ですが)だった、ケーブルの生え方は納得、なんですけれどもー。


 デザイン  ★★★★☆ とは言え見た目がサタパライク、ってだけで俄然
 操作性   ★★★☆☆ やるゲームに寄る。"ゼノブレイド"は問題なしー
 参考URL メーカーHP
 備考    後述

 クラコンのリプレイスはいつか、きっと。
 と思ったのですが、どーも『これ!』ってのが無くて長いことかかってしまった感じ。とは言えあんまり熱心に探してこなかったカテゴリなので、今後は収集していこうかしらー、なんて検討中。


 その前にリモコンを追加購入せねば・・・
by karasuma_usb | 2010-09-04 20:24 | コントローラ
 「やれば出来る子」を標榜しながらやらずに干支3周。烏丸です。

 人生を振り返りますとああ、あの時にあの努力をしていれば・・・とか思ったりしますでしょうか。やっぱりしちゃうんでしょうか。
 しないんですな、烏丸は。比較的楽観主義、ってのもあるんですけれども、後からどーにかリカバリーして適度に満足できるセン、もちろんその"満足"もダイーブレベルの低い物差しなんですが、その方が精神衛生上良い、とどっかで納得できる性格、みたいな。


 さて今回は"上を見たらキリがない、ようで案外手の届く範囲に最高級がある"ばっかりに一定価格以下の製品が見向きもされなくなっている畸形市場。アケステ市場の新製品、で


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バッファローコクヨサプライ ARCADE STICK 13

 インターフェースはUSB、ってコトなんですが公式にPS3での対応も謳っているので、共用周辺機器として大変ありがたい感じ。アケステって場所食うもんねぇ、31個もあると流石に。

 で、PC/PS3共用の他に"売り"になっているのは前述しましたように価格。何しろ現在のアケステの市場価格において、烏丸の見立てだと所謂"売れセン"と呼ばれる価格帯は8,000円前後から10,000円のゾーンと、もう一つは・・・前述しました最高級のゾーンで10,000円から30000円。
 ゲーム機本体の価格と殆ど変わらない、って改めて驚いちゃったりするんですがこれが何だか常識になっているのがこのアケステ市場。ともあれ、本製品が狙ったのは、そのどちらでもないライン。何しろ、


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 2010年7月現在、amazon価格が3000円台前半。
 アケステで3000円、ってのは今の常識から考えると安い。というか安すぎて不安になるレベル・・・なんですけれども、価格以外の売りが面白い。


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 アケステ界では一般用語、"ファストン端子"採用。
 つまるところ、ボタンに関してはアーケード用の部品が使えますよ、という。ある程度の価格帯以上でアーケード部品と交換可能、ってのは分かるんですが、この価格帯で、ってのは嬉しい話。

 でも裏返すと、"アーケードの部品と交換可能だから・・・"という何か先んじて言い訳をされちゃってるよーな気も。実際のところどうなのかしら?



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 設置面積はコンパクト、なれどもHORIの"リアルアーケード"シリーズのような厚み。重量は1.7キロと、比較的近い価格帯の"FIGHTING STICK V3"の1.1キロより重め。十分な重さ、だけどこれなら設置面積を広くして少し軽くした方が? とも。


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 製品紹介ページでは高らかに謳われてましたが"30mmレバーボール"。
 冷静に考えると三和電子とかのアーケード部品のレバーボールは"35mm"。5mmの差異、はそれほどでもないのですが気になるのがボール表面。


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 "ツルツル"ではなく"サラサラ"な表面。プラスチックの質感からしっかりコスト削減の努力が見え隠れ、って努力は認めたいけれども"5mm"のサイズ差が結構厳し目・・・なのは後述。


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 レバー根っこのカバーも妙な形。まぁ付いてるだけ有り難い、と思うばかりなんですが、見た目って重要だなぁって変なところで。しかしなんでこーいうトコロを素直に模倣しないのかしら。それとも何かのコダワリなのかしらん。



 さて肝心要の感触の件。
 確かにメカニカル、なんですがこれがまた




 か、固い!
 更に言えば上下左右で感触が違うw っつーこれはちょっと由々しき自体。タッチの固さに前述のボール自体の径の小ささが渾然一体となって、慣れるのに相当苦労しそうな予感が・・・。



 で、今度はボタン。

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 ボタンの配列は"右肩下がり"。
 烏丸が普段愛用している初代"RAP"は"右肩上がり"、なので自ずとこの製品の左側、かろうじて右肩上がってる部分を使うことに・・・って、試しにこれまた触ってみますと、




 か、固い!(再)
 しかも妙なのがタッチがキーボードで言うところの"クリックタクタイル"、つまり押下の途中にスイッチのON/OFFが指に伝わる感触。おまけに反動もガッチガチ。これまた三和ボタンに慣れ親しんだ身としては慣れるのに相当苦労しそうな予感・・・。


 と、ネガティブな情報ばかりが先行しているのもアレなので、まずは触って試すことに。




 勢いあまって接続するやいなやスパ4@PS3でランクマッチ。(※対戦相手の方々のIDがマスクされてませんが、画質がアレなのでご容赦を・・・)
 実際に使用してみて見えたのは、左右の感触が違うレバーは案外カラダが慣れるのが早かったコト・・・なんですけれども、どーにも困るのがボタンがチャタる。つまり1回の入力を2回と判定されるコトが多数。これは動画の左側に、実際のボタン入力の様子が表示されるので是非ご確認いただきたくー。

 ※って、画質がアレなので申し訳ないですが



 さぁ、外観・実際の使用感、ときて気になるのが左様、中身。
 早速分解してみたので、ご覧いただきましょうかねぃ。


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 中身へのアクセスは少々面倒、ネジの数は10本。

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 実は本体重量の殆どがこの鉄板の重量。
 正確に測ったワケじゃないですが、これだけで500グラムくらいあるんじゃないかしら。いやもっとかしら。 ともあれ、角で殴られると確実に死ねそうな素敵重量感。


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 で、ご開帳。
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 事前情報、というか公式の情報通りのファストン端子・・・なんですけれども、


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 レバーは何故かファストンじゃなくって直半田。妙に短い導線がパッツンパッツン。敢えて導線を短くすることで低コストに、だとすれば変に感心しちゃうんですが。


 あと気になるのは、


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 なんかレバーから変な棒×4。
 何かと思ったらこれ、支柱? レバー自体に?? なんとも不思議な構造・・・なんですけれども、その支柱がプラスチックで極細。なんかこう、折れるの前提に4本? とか言ってたらば


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 横の支柱に大注目。既に危険そうなクラックが!
 うーん、耐久力、って点もあんまり・・・カモしれません。(でもネジ穴の位置から察するに、三和やらセイミツのネジ位置と違う雰囲気。レバー周辺はバラしてないのでアレなんですが、結構な高確率で挿げ替え"不可")



 気を取り直して、予定通りファストン端子接続だった、ボタンの件。


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 大方の予想通り、なんだかシオシオなボタン。妙に薄っぺらい不思議。
 何か製造元っぽい情報はないかしらー、って思ったらばこっちには、


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 "宝"?
 大陸のどこかのメーカー、なんでしょうか実にアジアンなロゴ。流行ってますもんねぇアジアン。違いましたっけ。
 ともあれ何がしかの情報が拾えればと思いまして類似画像検索を実行、したんですがあいにく未だ不明。



 うーん。


 面倒だから総括しちゃいましょーかね。


 デザイン  ★★★☆☆ 単純に見た目はこんなもん?
 操作性   ★★☆☆☆ レバー・ボタンともにデフォは低品質
 参考URL メーカーHP(製品情報)
 備考    後述


 ボタンのサイズが"30mm"
 これ「だけ」が売りと言っても間違いない、そんな製品。筐体の強度に不安はあれども、ひとまずバラして中身を総入れ替えする、言い方を帰れば中の基板だけ使う、みたいなコトをオーナー自らが手塩にかけて・・・やればアラヤダ不思議、「出来る子」にッ! 

 って、そんな苦労するくらいだったら大人しく上のグレードのアケステを買え、って結論になるんですけれども。


 ともあれああ無事に、"人柱の儀"完了。
by karasuma_usb | 2010-07-18 23:53 | コントローラ
サタパとプレステと、ネオジオ。

 『初心忘れるべからず』の"初心"が志を指すのであれば当初から何も無くて。

 烏丸です。先日、どーして収集癖の行き先がゲームのコントローラに至ったのか、と聞かれてどうにもこうにも回答に困った、コトがありました。 実際のところ、自分でも一番最初に購入したコントローラってのは記憶にあるところでMSX用の"ジョイカード"あたり、しかしながらその購入動機が収集につながったのかどーかってーとそうでもない。なんだろう、無理やりひねり出すのであれば、メーカーの吊るしの操作環境よりも、自分なりにカスタマイズしたかった、とかそんな感じなんでしょうか。(とは言え"手作り"なんて殆どしないんですけれども)

 でもこう何だろう、"メーカーの吊るしの操作環境がイヤ"、なんて格好つけても良いものは良い、なので甘んじて享受したい・・・のは信者フィルターがついちゃってるからなんでしょうか。ゲーム機本体を購入すると付いてくる純正品のうち、個人的なトップはどう考えても・・・


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サタパ。

 『一般的に』セガサターンが現役じゃない現代という背景を考慮するとインターフェースはUSB、つまり"USB版サターンパッド"の方。(いや拙宅では余裕で現役ですけれどもね、オリジナルのサターンが)
 しかしながらUSBサタパに関しては、セガが金型を処分してしまった且つ当時の部品が既に生産終了で代替パーツに置き換わっているばっかりに、一部の"オリジナル信仰"な方々から酷評。されてますが、実際のところアナログ不要なゲーム、特にシューティングや格闘ゲームをUSBコントローラ(パッド)でプレイする方々には無条件で推薦したい逸品。

 なんですが、何しろ販売元のセガロジが販売を終了してしまったので、今市場に流通しているのは数少ないデッドストックか、中国製のコピー品らしきもの(ヤフオクで大量に出たりしてるのがこれですな)とか、入手するだけでも少々難儀・・・という。


 と、なるとサタパのクローン、といいますか、"サタパの最大の特徴である方向キーを模した製品"に自ずと目がいくもの。妥協できるライン/出来ないラインは人それぞれあるものの、以前ご紹介した"ASCII ファイティングパッド2 オリジナル"に見る見た目の類似性(+方向キー他妥協)やら、"MadCatz DualForce Pro"みたいに方向キーに一工夫(+シルエットはPS準拠)などなど、 烏丸個人としては、代替品の候補としては悪くないかなーなんて思う物も有り、どーしてもサタパオリジナルが手に入らないよーでしたらば、検討してもいいのかな、なんて。(前者は大甘な判定カモ、ですが。あ、あと第三科学研究所のサタパUSB基板を利用するテもありますな)


 さてさて、そんな話の流れで本日は、サタパの代替品・・・ではなくクローンの方で大分方向性がアレな製品をば、ひとつ。


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Big-Top コントローラ

 そいえばPCエンジンのサードパーティで"ビッグクラブ"って有りましたっけね関係ありませんが。
 って、これまた全然聞いたことが無いメーカーなのですが"Big-Top"。シルエットはサタパ、初見で分かる親指担当ボタン数の違い("6"→"4")、親の敵のように打ち込まれた連射スイッチ・・・に加え、


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どこかで見たことあるデザイン

 パッケージが"SCPH-1000"、つまり初代プレイステーションの以下にも再生紙を利用(しているので環境に配慮してますよー)ってなシンプルデザイン。いやホントにこのBig-Top社が会社を挙げて環境に配慮しているかは怪しいですけれども。
 製品名も"コントローラ"と実に直球。 と、下に記されている"P.Station"、ってのが製品名なんじゃないかしら、と烏丸も最初は思ったのですが、裏面を見ますと・・・


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 コンソール本体との接続方法を表したイラストに大注目。
 明らかに"SONY PlayStation"な絵の横に・・・"P.Station"の文字。つまり対応しているコンソール、つまりゲーム機本体を指しているんですな。(恐らく日本国内でいらぬ苦労をしないよーに、という配慮なんでしょうな"P"。しかし"P"って・・・・。ともあれ、パッケージのデザインといい、消費者と流通の錯誤を狙った感じがしまくる大変素敵な製品、という印象なんですがどうかしら。


 ともあれ、これがまた予想外によろしい製品なので、順に。


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 シルエットはどーみてもサタパのそれ・・・と見せかけて、グリップの位置がほんの少し長め。ちと、比較してみましょうかね。


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 これこの通り。
 全体的な印象がそっくり、に見えるのは本体内径にあるエンボスのせいなのかしらん。とはいえ、そもそも前述しました通りボタンの数、連射スイッチで違う製品であることが伺える亜流さ加減。もー見た瞬間即決した、みたいな。


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 4ボタンのカラーリング、レタリングでお分かりいただけますよーに、対応プラットフォームはPS。
 触った感じでまず気づくのは、ボタンのストロークはサタパのそれとは大きく異なること、しかしながらPSのそれとも異なる・・・っていうか少々ストロークは浅め。タッチ自体は悪くない、のですがボタン単品の完成度でどうどうと勝負する気はそもそもなく、後述する連射機能とセットで、みたいなアプローチなのカモ。(いや製品として問題だと思いますが)


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 各ボタンごとに用意された連射は、押し込む事でON/OFFが切り替えられるトグル式。

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 押すとこんな感じ。(違いがお分かりいただけるかしらん)
 最近のUSBゲームパッドに有りがちな、"連射対象のボタンを押しながら単一の連射スイッチを押す式"よりは気が効いた設計。ただ、一見して連射が設定されているかどーかが判別つきづらいのがネック。


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 サタパのそれと違ってPS準拠なだけに、LRはそれぞれ2コづつ実装。その分、本体の厚みも結構なものに。

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 面白いことにタクトスイッチらしく、タッチは"カチカチ"と軽快・・・なのですが、L1R1のタッチとL2R2のタッチが微妙に違う不思議。ヘタりによるものなのか、それともそもそもそういう設計なのか。(まぁいつか分解してみますけども)


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 SELECTとSTARTはサタパともPS純正とも異なるプラスチック。ゴムよりはいいカモ。
 なーんか似たのがあったっけーって思ったんですが、以前ご紹介したGRAVISのアレだ。まぁこのテの類似性を探すと、世の中のコントローラの壮大な擬似相関図が作れちゃいますが。


 さてよーやく、本題。
 遠目に見て、どーにも気になるのが左様・・・方向キー。サタパのクローンとしては大分方向性がアレ、の方向性を決定づけちゃったのが、こちら。





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 ドスーン。
 サタパのそれとは全く異なり・・・つつも、どっかで見た形状。そーなの、


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NEOGEOPAD2

 オリジナルは"NEOGEO CD"に付属、その後PS2版の"KOF'94"の発売に合わせてPS用が販売された"NEOGEOPAD"の方向キーにクリソツ、というか同じ構造。


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 この"NEOGEOPAD"、そもそも"NEOGEO CD"のユーザーの絶対数が少ないせいもあって、あまり一般的ではないものの、ゲームパッドとアーケードスティックの境目、というか妥協点として軟着陸かつ独特な設計。好きな人は相当好きらしく、ニッチながらも一定の評価があるそう。(烏丸も嫌いではないんですが、あんまり使わなかったなー、っていう)
 ではそれを模した本製品の方向キー、早速引っこ抜いてみますと・・・


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 アケステ同様に、軸の周囲を取り囲む形でスイッチが上下左右に配置されている仕組み。
 代表的なゲームパッド型の方向キーは、固定されたコマ型を傾けることで、基板側の導電ゴムを押す仕組み、対してこれは軸自体が上下左右のメカニカルスイッチを押す・・・結果、アケステに似た"カチカチ"としたクリック感が有るという。この際、どちらが優れた構造かは置いとくとして、明らかなのは後者の方がコスト的にかかりそう、ってコト。
 パテント商品じゃないからこそ実現した(勝手な)コラボレーションとは言え、『えいやッ』と腰を上げて採用したこの"Big-Top"ってメーカー? やり手かもしれません。


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 パッケージに社名ロゴしかないからどこの会社か皆目見当が付きませんが。


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 で、肝心のタッチなんですが実にクイック。
 この際あえて"オリジナル"と呼びたい"NEOGEOPAD"のそれとは違い、露出している軸が長い=テコの原理が働くのか、ほんの少しの操作もダイレクトに響く様子。たとえば格闘ゲームのコマンド入力だとか、シューティングゲームで弾除け、なんかには親和性が高めな印象。とは言えこの烏丸、パッドで格闘ゲーム・シューティングとなるとサタパ1択・・・ではなく無意味に潤沢な手持ちのコントローラを取っ換え引っ換えして使うクチ。なので今回の比較対象を、

 ・サターンパッド
 ・NEOGEO Pad 2
 ・Big-Top コントローラ

 の3ツでッ! 何か豪華に!


 やることにしたので少々準備が必要。 なので刮目して待て次号。



 ※しかし大丈夫なのか本業多忙なこの時期に
by karasuma_usb | 2010-05-27 23:03 | コントローラ
 忘れていたアナタのこと。思い出したの夏のせい。

 呼び出したりしてごめんなさい。烏丸です。
 いやはやゴールデンウィークからこっち、毎週末どころか平日の夜ですら、部屋の整理に夢中・・・だったんですが、長らく整理するどころか開けるコトすら無意識に拒絶していた引き出しを開けてみたらば興味深いアイテムに"タイムリーな"ご対面。


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 なんでしょうかね、ってまぁ持ち主なので正体は知っている(っていうか憶えている)んですが、組み立てると・・・


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 こんな。
 流石にまぁこの状態であれば聡明な読者ちゃん諸兄ならば既に検討がついているでしょうけれども何かしらこれーっていうか少々アレな読者ちゃん向けに、添付マニュアルをば。


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"オプションレバー"

 こんな、製品。
 いや"製品"なんていいますと一丁前な雰囲気ですが、説明書の風体からお察しのとおり、"ガシャポン"の景品。(烏丸の世代だと"ガチャガチャ"って呼んでましたが) ご覧の通り紙がまるまっているのもそのせい、ってこれアイロンかければいいのかしら・・・。

 上記の添付マニュアル、いやそんな大層なもんでもないんですけれども、ともあれその画像にありますとおり、初代ファミコン時代のもの。つまり遡ること20数年前の景品、という。


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"オプションレバーのくみたてかた"


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 マニュアルの裏面には組み立て方。
 実に単純、というか"ファミコイン"をもう一工夫した感じのアイテムなんですな。で、ファミコンのコントローラの取り付け方法のところには上記のとおり、"コントロール部分を中心とする。"なんて書いてあるものの・・・左様、どこにも任天堂の文字が無い。 つまり許諾を得て作られた製品じゃない、混沌とした時代の産物、みたいな。
 ※"ファミコイン"は許諾品みたいですな、ココにある画像を見る限り


 さてマニュアルに記載されている"くみたてかた"を参照しつつ、じゃあ実際にファミコンのコントローラに取り付けて見ましょうかね、ってんでひとまず手元にある

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 "Newファミコン"のコントローラを引っ張りだしてみると・・・

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 無念、"Newファミコン"のコントローラは十字キーの周囲が隆起。
 なのでマニュアルのとおり両面テープを貼り付けても安定しないんですな。やはり初代ファミコンの素直なデザイン有りき、らしく。

 じゃあ、ってんで・・・


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 これまた押入れのコントローラ箱から引っ張り出してきた、初代ファミコンの四角ボタンの予備部品に装着。

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 なるほどドーム型のカバー部分の位置あわせをしっかりやれば、取り付け前よりも大分クイックに。ああそうちなみに、

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 コントローラへの固定方法は予想通りの両面テープ。
 って、未使用なんですが経年劣化で使い物になるか・・・どうか。


 ともあれさらにじゃあ、ってんで・・・


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"バッファローコクヨサプライ BGCFC801"

 USB接続のファミコン似のコントローラを用意。(ところでこの"BGCFC801"、これまで【レビュー】してませんが、実に面白みの無いフツーに良い製品ですぞ)→製品情報
 いざこれに付けて・・・って思ったら。


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 ややや? "オプションレバー"が安定しない。
 筐体はほぼ同一の外形なのに何故? って思ってよくよく見てみると・・・

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 アラヤダ十字キーの中心部のくぼみの直径が、小さいコトが判明。いやー、ボタンの数と配置、ケーブルが生えてる場所くらいしか気づかなかったんですが、これは盲点。オプションレバーが使えない・・・ならば減点だなバッファローコクヨサプライ。(言いがかり)


 と、この"オプションレバー"との再会を冒頭に書きました通り"タイムリー"なんて言ったのは・・・実はちょうど悩みがあったもんで。憶えていらっしゃいますでしょうか、これ。


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Aklaim DUALTURBO WIRELESS REMOTE SYSTEM

 スーファミ実機でのプレイに(少なくとも烏丸は)欠かせない赤外線コントローラ、"DUALTURBO(長いから略した)"。(→【レビュー】
 日常的に使用しているコントローラなんですが、どーにも十字キーが渋い。っていうか硬くて指が疲れる感じ。なのでこれをどーにか出来るアイテムは無かろうか、ってところにこの"オプションレバー"はタイムリー。


 ・・・だと思ったんですが、


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 あれれ、レバーは動けど十字キーが動かない・・・というかドームの内側に干渉している様子、と思って十字キーの様子を見ると、


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ギャフン。

 これまた十字キーが初代ファミコンよりも一回り大きい、上に十字キー中央のくぼみが浅く取り付け不可。(っていうか使い込みすぎてて十字キーに積年の手垢が!)


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 うーん、どうしたもんだろうオプションレバー側を加工するか・・・
 って、折角20数年も所有したんだから加工するのも何だか。他の方法を模索する、って感じかしら。


 ともあれこの"オプションレバー"、最近ですとPSPやWii用の製品(たとえば以前紹介した"Dragon SuperFightingPad"とか、純正のそもそもの操作性の良し悪しにかかわらずサードパーティメーカーがドカドカと製品を投入するカテゴリのもの。 なので歴史のあるブツなのは確かなのですが、出所が"ガシャポン"ですからねぇ。。。 単価100円ですからねぇ・・・
 加工する前に、予備を確保・・・するべきか?


 デザイン  ★★★★★ "最初のアイデア"ではないでしょうが
 操作性   ★★★☆☆ そもそものオリジナルの十字キーの出来が良すぎて効果無いカモ
 参考URL 青もあるらしい
 備考    非許諾、ってところが・・・コスモスを連想させるんですが


 ところでファミコンに限定しても、これ以外に十字キーの操作性をどーにか向上させよう、ってアイテムが当時はかなりあった模様。コントローラを長らく収集する中で、なんとなーく買い求めたりしてたらこれまた結構な数が手元に。 中には今回のエントリで少々触れた、"ファミコイン(タイトー)"以外にもバンダイやらテクモやら。手持ちのいくつかを、またその内ご紹介したいなぁ、という。
by karasuma_usb | 2010-05-15 00:04 | コントローラ
 ゴールデンウィークも残すところ個人的にあと1日。木曜日からは通常稼動、烏丸です。
 いあー、順調にGWを無駄遣いしてるんですが読者ちゃんはどーかしら。まぁあんまり興味ないですけれど。

 さて先だって【レビュー】した、例のリンクスプロダクツ製のアーケードスティックの件。ボタン、スティックともにかなり厳し目、どうやら中身も相当スゴイらしー、と聞いて・・・今回はいよいよ分解、という。


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"PS3用ジョイスティック"

 正直言ってRAP持ち、というか他にも恐ろしいほどのジョイスティックというかアケステを所有する身としては、残念常用するにはちょっと・・・な出来栄え。いやコストパフォーマンスとしては悪くないと思うんですけどもね。

 ともあれ、早速分解、ってんで裏側を。


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 裏側は前回撮影時のものを流用。
 ご覧のとおり、ねじ穴を予感させるポイントは4隅のゴム足、中央上下のウレタン(ここは地面に設置しない)、それに・・・


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 中央のメーカーロゴ&製品ロゴシール。
 少し強めに押してみると、なんとなくシールの中央がヘコむ感じ。お、やっぱりココが隠しネジじゃのうグヘヘヘ、とひっぺがしてみると・・・


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 畜生。隠しネジに有らずっつー。


 早速出鼻をくじかれた感じですが気を取り直して。


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結局、ネジは6箇所。

 ゴム足を4つと中央上下のウレタンシールを剥がして、全てのネジを外してみますと・・・


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天板側

 天板側はこんな感じ。
 予想通り、ボタンは基板に半田付け? となるとボタンをサンワだとかに挿げ替えるのは少々面倒な予感。まぁコストなり、な作りですかねぃ。


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底板側

 面白いのは底板側。
 ものスゴイ重いと思ったら、正体不明な金属がネジ止めされている・・・んですがこれ、


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謎の金属物質

 角がギザギザ、表面の処理もまったくされてない正に"金属片"然。
 なんか恐る恐る触ったんですがナニコレ廃材? 明らかにあつらえたものではなく"リサイクル"な部品なんですけれども。大丈夫なのかしら烏丸。この後、歯茎から血が出たり毛が抜けたりしない・・・?



 さておき、ひとまずボタンの裏側に当たる基板を拝見。
 してみますと、


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 カラフルなコードが束ねられてるケーブルが何だか抜けかかり。
 なんだこれを引っこ抜けばいいのかしらー、って思ったらば案の定半田付けされていて欝。

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 仕方が無いのでボタン基板側の6個のネジを抜いて見ますと・・・驚きの光景。


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 半田付けされていない、どころかボタン基板とボタンがフツーに分離。
 っていうか、ボタンの裏には導電ゴム! ってーコトは・・・


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 左様、ボタン基板には対応するボタンのスイッチとGNDがフィルム? 状に施されている状態。
 つまり一般的なゲームパッドと同じ構造、

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押すと

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にょき。


 ヴァー、これは予想外。
 コストを下げるために導電ゴム・・・なかなか感心してしまいましたぞ烏丸。いや使い心地はこの際、置いといて。 ? ってことはこのボタンの中身は・・・


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 バネwww。
 これまた相当コストを落とした構造。っていうかボタン1ツにつき部品が3ツ。押すところと外側とバネ。まぁ導電ゴムも入れても4ツ。 うーん、押したときのストロークの浅い感じ、加えて底突きした時の硬さは、この導電ゴム付きの柱が、基板を突く感触そのまま、だったんですなぁ。


 と、いや困りましたぞ? 何しろこのボタンは電気的なスイッチを一切発していないワケです。導電ゴムがピョコっと飛び出す機能しか持ってないんですから。ってーコトは・・・交換、不可。


 とは言え、ボタンが設置されている穴の径は一般的なアケステ同様に30mm。なので、

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 ボタン基板側のパターンを追っかけて、根元から配線&ファストン端子化すれば、ボタンの挿げ替えは大丈夫そう・・・つっても、少々面倒な雰囲気。(あ、その場合ボタン基板は使用しなくていいので、半田付けされている他のアケステよりもマシ?) まぁ、そこまでやるかどうか、ってのはそもそも論、ですけれども。



 と、じゃあ妙に重くて斜めに入りづらかった、スティック部は? と思って目をやると、


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 これまた見ない構造。スティック部がスイッチを直押し。

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 フツー、タクトスイッチをテコの原理よろしく押す構造、それのおかげでスティックが軽く感じられるのですが・・・うーん、なるほどこれなら斜め方向の入力を取りこぼすカモ。っていうかネジ穴の位置が明らかにサンワとかセイミツのレイアウトと異なるあたり・・・これも挿げ替えは相当難儀しそうな。いや、もー諦めましたが。


 とは言え、

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 正直騙されるつもりで、上記のうたい文句の敢えて乗ったんですけれども・・・中身を見てしまうと、ああやっぱり騙されたんだなぁ、っていうか世の中そううまい話も無いよなぁ、みたいな。烏丸のような騙されることに慣れている、というか進んで騙されるコトを楽しめる聖人君子ならばともかく、お小遣いを握り締めてアケステを買いに行くコドモ達がガッカリすることを想像したりすると、ああ今回騙されたのも回りまわって誰かの笑顔になってくれるかな、みたいな。




 ってなワケで、





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 これからも進んで騙されるコトを楽しみたい烏丸、なのでした。
by karasuma_usb | 2010-05-04 21:03 | コントローラ
 その上昇志向故に常日頃から上だけを見て生きている。
 ・・・ように見せかけて、実は涙がこぼれないようにしているのがこの烏丸です。

 さてその悲しみを怒りに変えて、生き馬の目を抜く現代社会への憤りを仮想空間にブツける日々。の、仮想空間といえば左様、


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"スーパーストリートファイター4"

※これ絶対この後焼死すると思うんだが

 これ。
 図らずもPS3を購入した、ってんでPS3版を予約完了。よく耳にする"konozama"にならなければ木曜日の夜からプレイ開始・・・なのですが、折角環境が変わったので愛用している"RAP"ではなく新たなアケステを導入。



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"HORI WIRELESS FS-3"

 タイムリー。実にタイムリーなことにHORIからワイヤレスかつ BlueToothかつPS3なアケステがッ!
 しかもお値段も同社の"REAL ARCADE"シリーズと比較してお値段も控えめ。もちろんスイッチ云々だとかそーいうミクロなところに目を向けてしまうような向きですとイロイロと粗探しに夢中になるやもしれませんがそこは烏丸、HORI贔屓。もーHORI様の作るものであればナニも考えずに賞賛するクチ。なのでこの"ワイヤレスファイティングスティック3"を犬購入してしまうーゼ~ッ!!!
 ※すいません、青歯じゃなくって2.4GHz帯使用でした



 って、思ったんですが。
 出先で発見してしまったもんだからうっかり購入しちゃったのが、




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"PS3用ジョイスティック"

 リンクスプロダクツ社の"PS用ジョイスティック"なる製品。
 っていうかすんごい捻りの無い名前、に加えスティック部とボタン部がやったら離れているのが強烈な印象。んでもって、


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" 希望小売価格 \4,980"

 妙に安いお値段。
 アケステに関しては価格水準がある程度高めでも許容されつつある昨今、廉価品であってもだいたい6000円前後からが平均。というか、ユーザーの目(と手)が肥えてきたばっかりに、やれ"セイミツ"だの"サンワ"だのと、アーケード筐体で実際に使われている製品を使っていることが至上命題となっているワケでして、この"妙に安い"価格でもって、


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"リアル"! " アーケードの興奮"!

 とか言われても、おいそれと信用できないのが市場の空気。


 とは言え、アケステを求めるユーザーの全てが、たかだかコントローラごときにホイホイと万券を差し出せるのかと言われれば否、なワケで、となるとコストパフォーマンスがいいか悪いかという全ての価格帯に要求される要素を満たせているのかどうか・・・が肝。さぁこちらの製品、そのあたりどうなのかしら、と。



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 先に褒めてしまうのが、おそろしくシンプルなデザイン。
 スティック部とボタン部の開きが気になりますが、案外手を添えてみると自然。肩幅に合わせた、とかそーいう思いつきからなんでしょうけれども、言われてみると一般的なアケステって肩が内側に閉じる感じが窮屈。見た目のインパクトこそありますが、案外理にかなっているのカモ。

 とは言えもちろんデザインの領域は好みが一番出る部分、なのであくまでも烏丸の主観での感想になってしまうコトを平にご容赦いただきたいんですが、黒一色の筐体に一切のエンボスを省いたデザイン、ってのは実に好み。表面にネジの露出もなく、分解するのは左様、


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 ゴム足を全部ひっぺがして内部にアクセスさせられる融通の効かなさは、少々アレですが。(いやまだバラしてないんですが、ご要望があれば分解してみますけれども?)


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 最近の流行、なのかそれとも"アーケード"の"リアル"をコモディティ化した結果、なのか天板は平坦。
 ちょっと昔、といってもコンシューマゲーム機の"アーケードスティック(いや当時は普通に"ジョイスティック"だったかしら)"では手前に向かって傾いているのが一般的だったんですが、ここ数年のアケステはみんなこーですな。まぁ角度を付けたい場合は、設置する机に角度をつけるなり、烏丸の様に膝上に載せる際に一工夫するなりで各自対応してね、という。


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 各自対応してね、なんていいましても、烏丸愛用の"初代RAP"のブ厚さと比較すればかなりの薄型。
 よって、テーブルの上に置いてプレイしてもそれほど圧迫感というか高床式住居のよーな威圧感は無い感じ。とは言え、烏丸は膝上派(胡座派)でありますが。


 さてさて、形状やらデザインよりも気になるのが各スイッチの出来栄え。
 何しろ"リアル"・"アーケードの興奮"を標榜しちゃうコトで自らハードルを上げちゃってるワケですから、それなりの覚悟でもって、部品を実装しているんであろう、と。



 んだがしかし。



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 さっそく出鼻を挫いてくれるスティック。
 最初のタッチは「若干重いかしら?」程度だったんですが、いざグリグリしてみると明らかに違和感(サンワ製スティックと比較して)。 PS3用、というコトはそのままPCで接続おk、ってんでPCに接続して"スト4"をプレイ、してみるのですがコマンド入力に難。


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 コントロールパネルから確認してみると、確かに斜め方向への反応は正常、なんですが例えば昇竜拳コマンド(623+P)を入力してみると、斜め方向と同時にボタンを押したハズなんですがものの見事にしゃがパン。 意識的に斜め下への入力を確認してからパンチを押せば問題ない、んですがこれに慣れるのは少々難儀な予感。 そーなってくると斜めに入らないのはこの"重さ"のせいであって自分の能力に由来する障害では無いと思い込みたくなる心情。
 外観の安っぽさは無いものの、やはり小さな部品単位でオミットされているのかしらー。


 っていうか残念ついでに不思議なのは、


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 スティックの目隠しが2枚。烏丸の個体だけ?



 さてさて、次に気になるのはやはりボタン。パッケージでは"こだわりのボタン配置による絶妙な操作性"、とあるので期待したいトコロ、なのですが。


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 角度云々、という点では最近のアーケード筐体の配列というよりは、昔のHORI配列。右上に向かって少しずつ上がりながら、右はじの一列だけ少し下がる例の。個人的には好きな配列なので違和感は無し。なのですが。


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 ボタン、がものすごく重い・・・?
 固い、という表現よりも"重い"、と感じた第一印象。 他の製品よりも頑丈なバネを使用している、とかそーいう・・・? と、思いながらよくよく確認してみるとアレレ、ボタンの形状のワリにストロークがやたら浅い。に加え重さを感じる。
 重さを感じるということは最初のタッチに自ずと力が入る、押し込むと底付きが早いから硬い抵抗、というせいでどうやら重い様子。うーん、バネ交換・・・かボタンのストロークする部分をどーにか、とか考えると素直にボタン交換かなぁ、という悲しい感想。(と考えると内部へのアクセスの面倒臭さが、これまた頭をもたげてくるワケで)


 と、気が利かないボタンの代わりに気を利かせてくれているのが、こちら。


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 ボタンの重さへの配慮、じゃないでしょうが連射の設定機能は"連射"・"連射ホールド"を全てのボタンに個別設定できる、と潤沢。
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 確かに重いばっかりに烏丸が得意とするピアノ連打もワリと苦痛。慎重に連打することで取りこぼしも無い、んですがするか慎重に? 連射を? となると自ずと連射機能に頼るコトになる、となると対人戦では許される行為なのかどーなのか、という不安もこれまた頭をもたげてくるワケで。


 あ、思い出した褒めるべきポイント。


 アケステとして最低限必要な要素を実装、しているので当然アナログスティック(×2)がオミットされているワケですが、デジタルのスティックでアナログスティックの代替をする機能が・・・あるんですけれどもそれの操作方法が、


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"SELECT+START"長押し

 なかなか強烈。
 ゲームによってはソフトリセットがかかりそうなキーアサイン、ってこれ専用のスイッチを設けたほうが良かったんじゃないかしら。(実行前にはプレイ中のゲームの説明書の確認が必須ですな) っていうか、デジタルスティックでアナログ操作、っておそらく"0" か"1"かの入力になるんでしょうから、使いどころも早々ないものの・・・他のアケステには無さそうな、機能。(4/27追記:いや最近のアケステでは流行の機能らしい)


 デザイン  ★★★★☆ あ。デザインくらいしか評価ポイントがない
 操作性   ★★☆☆☆ あくまでも格ゲー用、ではないかもしれません
 参考URL メーカーHP
 備考    さてどこのOEM・・・なのかしらね(それとも本当にオリジナルかしら)


 って、思ったんですが。
 冒頭の"コストパフォーマンス"という言葉を仏の心で引きずり出して考えてみると、アケステ市場黄金期のこの時代に4980円という価格、現行の競合製品で最低ラインがHORIの"FightingStick V3"の5500円、それ以外は最低でも+2000円前後である事実、しかもリンクス社が販売するアケステ第一弾、と考えてしまうと尚更に。


 慈愛。これが慈愛なんでしょうか。


 2回目・・・は許すか、分からないですけれども。
by karasuma_usb | 2010-04-26 22:56 | コントローラ
竜が如く、っていうか竜。

 今年は"年男"。烏丸です。

 いあー"年男"、つっても何ら感慨も無く、最近の話で人に紹介される際に「弊社の若手、つっても若くはないんですけど」とか紹介されてああ、若くないのだな自分もーっていうかその紹介の仕方はどうなの実際、とか思うくらい。そんなコトよりも今月の自分の誕生日に、自分に何をプレゼントしてやろうかーみたいな毎年の恒例行事に余計な気を回すほうが優先順位的に上、だったりするんですけれども。


 さて干支、なネタだけに今回紹介するのはどうかなー、って思い悩んだりしたんですが、まぁこんなものを2年も先に延ばすのもアレかな、と思って先出し。今回は、こんなの。


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"DRAGON FIRE BREATHER"

 パッケージを見る限りベンダーは"TOPWAY ELECTRICAL APPLIANCE CO.,LTD"、中国は深圳市にあるビデオゲーム用ペリフェラルメーカー、のご様子。インターフェースはUSB、一応パッケージには"PC"とあります。

 ※上記リンク先を参照しても、このドラゴン型のコントローラの紹介ページは2010年4月現時点で既に存在せず。っていうか、プロダクトの紹介ページが"GuitarHero"特需なのか、ギター型のコントローラで埋まってるのが何とも


 ともあれ、このドラゴン型のコントローラ自体はPS2時代から見かけた製品。烏丸が知る限りでは、このドラゴン型以外に・・・


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 どれもこれもデザインした人間の精神を疑いたくなる素敵デザインがゴロゴロ。

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"Samural vs Ninja"

 海を越えて日本の文化が勝手に対決の構図。


 さてそんなどうしようもないデザインの製品の中で、このドラゴン型の製品は比較的マトモなデザイン、なのかなと思う次第。ではでは、順に。


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 素人目には比較的良く出来た造形、適度に適当な塗りがなんともチープで嬉しくなる感じ。しかしまー、翼がブルーグレーで渋めなのに、顔と体の明るめの配色がなぁ。まぁオモチャ然としてていいですけれども。

 ちなみに通電すると・・・

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 目と口が光る仕組み。(後述の"ANALOG"ボタンでモード変更で目の色が赤・オレンジと変化)


 んで、このコントローラですが方向キーとアナログの配置、加えて左下の2ボタン


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 と、右下の2ボタン


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 でお分かり頂けますとおり、そもそものデザインが初代XBOX準拠。
 その証拠に背面には、


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 メモリーカードのスロット(の跡地)が。
 ※と、なるとXBOX版も欲しくなる自分が怖いのな。


 初代XBOXのコントローラの配置に準拠、とは言えPC用。なので配置に若干のアレンジが施されているんですが・・・これがまた妙で。


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 PCに接続してみますと、ご覧のとおり"USB Joystick"として認識。プロパティを確認してみると・・・


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 なかなか潤沢なスイッチ群、と軸。
 ところがいきなり気づいたのはボタンの数。"12ボタン"・・・?

 初代XBOXのボタン配置は、"X"・"Y"・"A"・"B"のメインボタン、オプション的な役割の"白"・"黒"ボタン、アナログスイッチの"L"・"R"ボタン、ファンクションボタンである"BACK"・"START"の・・・合計10ボタン。
 で、あるにもかかわらずの"12ボタン"認識。ぬぅ?


 と、思って試しに"X"・"Y"・"A"・"B"と、その右下に配置された"白"・"黒"ボタンを全押ししてみると・・・


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 これこのとおり、"1"~"4"と、"9"・"10"が反応。で、"L"と"R"は・・・


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 "7"と"8"が反応・・・。じゃあ"5"と"6"は?
 んで、左下にある初代XBOXで言うところの"BACK"と"START"ボタンを押してみると、


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これがまたそれぞれが"TURBO(ボタン指定不可!)"と"ANALOG"ボタンであることが判明。つまり"5"と"6"は欠番。うーん、なんかこう適当な作り・・・。
 ※その後、左右のアナログ押下で"11"と"12"については機能していることが判明
 ※でも"5"と"6"は相変わらず欠番・・・

 さてそもそも良く分からないメーカー、しかも大陸の製品のクォリティを論じても詮無き事。ひとまずじゃあ、残りの部位について。


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 カクカクとした造形が不思議なアナログスティック。
 宝石? をイメージしたのか左側はドラゴンの右手に、右側はドラゴンの左足にムンズとつかまれているデザイン。日本で言うところの"玉追い龍"? みたいなイメージなんでしょうか。


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 初代XBOXのそれに準拠、なタッチ。
 360度グルグルと回せるので取り立てて不快な要素も無・・・いや有った。余りにも筐体のデザインに懲りすぎた結果、周囲の淵が真円じゃないっつー。回してるとガリガリとした段差が。削れてドラゴン粉になるのかしら。漢方薬みたいだけど。


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 方向キーは中国製品でよく見かける形状。
 上下左右のガイドがあるのでタッチはそれほど悪くないんですが、ストロークの深さがどーも少々余計。


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 でもって、これは個体特有の問題なんでしょうが、"上"方向の反応が鈍め。バラして接点をどーの、って考えますが、常用するよーな製品でも無いしなぁ、って身も蓋も無いですが。


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 最後に、ボタン。
 ここだけ妙にポップなカラーリングが面白いんですが、タッチはノーマル。少々驚いたのは、一番端っこになる"B"ボタンだけ、他のボタンとは別の金型。

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右の赤いボタンだけ表面の形状が異なることに注目。

 で、このボタンですが、これだけゴツゴツとした筐体に収まっているワリにグリップ(翼)の位置関係がかなり良好。もちろん、手の大きさなどの個人差があるので何とも言えませんが、少なくとも成人男性が持つ分には破綻が無いまとまり。案外デザイナー、やり手なのカモ。(翼の先端のトゲトゲが痛いけど)


 デザイン  ★★★★★ いやデザインだけ、な製品なので・・・
 操作性   ★★★☆☆ 常用しないけど。
 参考URL "TOPWAY ELECTRICAL APPLIANCE CO.,LTD"
 備考    ところでPC用ならではなのか、マクロユーティリティが付属


 んで、デザインの都合、というか安全上の配慮なんでしょうが。


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 取り外し自由な尻尾は、ゴム製。

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 縁日のクジ引きの景品で有った、爬虫類とか虫のゴム人形みたいな材質でなんともノスタルジー。 でもどうせなら尻尾をUSBレシーバーにしてワイヤレス、とかにすればよかったのに。(想像すると不気味ですが)
by karasuma_usb | 2010-04-11 21:04 | コントローラ
360゚の、ままならなさ。
 気持ち新たに一歩を踏み出すには最高のタイミング、だとは思うモノの景況感のみならず自身の立ち位置の危うさに恐々としながら年末年始最後の休日を堪能。烏丸です。

 いやー昨年、特に昨年の後半は本業の方に気をとられてしまって肝心のブログ活動がおろそかに。一時はブログの閉鎖を考えたりしたものの、テーマとなる駄目なコントローラの収集に関しては飽くことなく継続中、ってんでココで止めてしまっては手元にある優秀な駄目コントローラが日の目を見ることなく町田の山奥にひっそりと埋もれてしまう・・・ってんでキモチを新たに。


 ※無くても困らない、ってのも節ブログのコンセプトかもしれませんな
 ※コントローラ的にも、情報ソースとしても


 さておき、購入しただけで開梱されることもなく拙宅のコントローラ置き場に放置されるコントローラも多いんですな。放置される理由は結構簡単な話でして、一番多いパターンが、動作環境が構築しづらい。

 今回は、動作環境が・・・という理由で長年放置されつつ、いざ文字通りフタを開けてみればそんなでも無かった。そんなコントローラを、ヒトツ。


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"ASCIIWARE ASCII SPHERE 360゚"

 強烈なデザインに"ASCII"の社名が興味をそそる逸品、"ASCII SPHERE 360゚"であります。

 プラットフォームはプレイステーション、時代的には初代、形状からご想像いただけますと通り、初代プレイステーション期にアナログコントローラ発売された時期の製品、なんですな。

 とは言え、この製品を国内で見たことが有る人は恐らく極少数。同時期に数々のコントローラを発売していたアスキーですが、当該製品に関しては北米市場向け。烏丸は奇跡的に、秋葉原の海外ゲーム専門店で入手した、という経緯。


 さてさて、長い前置きはひとまず。どういう製品なのか? 果たして製品名に冠されている"360゚"の意味とは?


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 フツーな正面6ボタンのコントローラ。

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 なんて名乗りたくても決して許してはくれない存在の球体。左様、この球体こそが"360゚"を指すギミックに他ならない・・・んですが、これがまた相当な難物でして。


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 ここで付属の"Owner's manual"を参照してみますと、

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 巨大な球体の名称は、"Power Sensor Ball"。力玉! 球体を表す"SPHERE"が製品名に使用されているのにも関わらず、部位単体では"Ball"なトコロに違和感。

 ともあれ、この主役玉には事細かに持ち方まで指定があるんですな。


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 "DO NOT GRAB THE BALL!(タマタマを握らないで!)"と書かれておりますように、当該玉を持つ時には「つまむ」が如く。なんか押しつけがましいようですが、この「つまむ持ち方」が体験的に響くのが、やはり説明書の指示書き。これもまた大分細かく書かれてまして。。。


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 曰く、この球体を人間の頭部例えて"Ball"自体の部位を解説。鼻有り・耳有り・頭頂部に後頭部、となるほどコントローラとしては前例の無いインターフェースだけに妙に力が入ってる。

 で、これらの部位の"比喩表現"は、実際のデバイスにも記載されているかと言いますと・・・こちらは、少々"Cool"なアイコンが刻印されているんですな。


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 まぁ実際に使用する際にはこのアイコンを確認しながら、ってコトは無いんですが、(多少行き過ぎた)未来的なデザインが素敵。



 ほいではココで、マニュアルの内容から少々離れて・・・パッケージに有る対応ソフトの件を。


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"OPTIMIZED FOR ..."

 対応ソフト、というか曰く最適化されたゲームの筆頭に列挙されているのが上記。
 "NFL~"の名前が如何にも北米然。じゃあ国内に対応ソフトは無いのか、と心配になりますが、見覚えの有るタイトル、"FORSAKEN(フォーセイケン)"。


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 後ほどマニュアル別紙に記載されたメーカー側での対応タイトル一覧にも触れますが、そこにも"Native"対応に挙げられている"空中浮遊"FPSであります。

 で、この"FORSAKEN"。
 烏丸所有のものは国内版。付属のマニュアルに記載されている操作方法はご想像の通り、


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 アナログスティック2本を使用した操作方法のみ、といっても左右のアナログに加えてLRや方向キーまでもが自機の操作用に借り出される総員突撃体制。 ・・・っていうか、アナログ無しの初代コントローラに至っては、"SELECT"と同時押し、とか設計した人はどーかしてるんじゃないかしら・・・ともあれ、コントローラにあるスイッチ全てを駆使して、ポリゴンで構成されたダンジョンを華麗に飛び回れ、という。


 では当該コントローラ、つまり"ASCII SPHERE 360゚"は如何に"Native"対応を果たしたか・・・と、言いますと。


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前進・後退

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左水平移動・右水平移動

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上昇・下降

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右回転・左回転

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LookUP・LookDown

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右ロール・左ロール

 実に直感的ッ!
 ・・・と、感嘆の声を上げてしまうんでありますな、いや実際に操作してみた感想を置いといて、単にこのギミックの設計思想だけにスポットライトを当てる、ならば。

 最初にこの"Ball"部をご紹介した際に、このタマタマが人間の顔に見立てられているお話をしましたが、それが生きてくるのが

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 この"右回転・左回転"時の操作方法。
 コンシューマゲーム機、特にアナログスティックを搭載したコントローラをデフォルトとするFPSなんかでは、右を向きたい(=照準を右に向けたい)時にはアナログスティックを右に傾ける、つまり客観指示が常道。

 しかしながら、このコントローラで言うところのアナログスティックである"Ball"は「顔」。右に向きたい時は、顔自体を右にひねる、つまり主観指示。

 一般的なアナログスティックはアレはアレで完成されたカタチ、だと日頃より納得していたものの、なるほどこれはこれで(表現ヒトツとは言え)理にかなっている不思議。




 実際、ゲームプレイ開始直後こそ、アナログスティックを操作する感覚で向きたい方向と逆に向いてしまう苦労に文字通り右往左往しものの、この球体をゲーム中に操作している自機自体と考えるようにしてみたらば・・・実に自然な感覚。なるほど"Native"。


 しかしながら理想と現実、というかコントローラ自体が描いてくれた理想のコントロールデバイスに、肝心の手が追いつかない現実。


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 それがこのページで言うところの、"後退"操作。
 いや"前進"はいいんですよ大丈夫何です左手の薬指と小指でグリップ部を支えながら親指で押すだけだから。

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 ですが"後退"操作では中指で後ろ側から押す際に、左手側でサポートしてくれる指がないんですな。(左手親指は"Ball"の正面に添えちゃっているので指示不能) なので右手のサポートを頼ることになるのですが、右手の親指は押される対象の"Ball"からは若干の距離、そのため支えるには力不足・・・だもんだから、この"後退"動作のために

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 わざわざ左手の親指を移動しないと難しいという。


 もうヒトツ、操作が難儀に感じるのが、


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 "右水平移動・左水平移動"。
 タマタマを顔に見立ててその左耳、を押しこんで"右水平移動"。右耳押すには左手の指が届かないので鼻と後頭部を中指と親指で押さえながら左方向に引っ張ることで"左水平移動"。

 上記動作の内、どうにもやりづらいのが前者、"右水平移動"。

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 この左耳をグイと押す、というルールは分かるのですが、いざ"Owner's manual"指定の持ち方で押すとなると人差し指の付け根がホットスポット。

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 これまたコントローラ操作で普段使わない部位なもんですから、力の入れ方の難易度の高いこと高いこと・・・軽く押したら動かざる事山の如し、強く押したら風の如く自機がすっとんで行くままならなさ。


 人間、億劫なモノを無意識に拒否するらしく、この"後退"・"右水平移動"操作の難儀さのせいで、実際にゲーム中も行き止まりに出くわしたり自機が壁に張り付いた際に、どーしても"後退"ではなくモタモタと旋回行動をとってしまうのですが、そーすると旋回中に蜂の巣。
 プレイ中も気が付けば待ち伏せっぽい"Negative"行動に走りがちに。ゲーム自体はダンジョンFPS、加えて自機が(見えないけど)エアバイクと烏丸好みなものの、何とも"360"よろしく縦横無尽に飛び回るには結構な荒行が必要、という結論。


 さてさて、もはや蛇足感があるのですが、方向キー及び右手担当ボタン群について。


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 "ASCII PAD(アスキーパッド)"という名称で国内ではお馴染みの形状。
 手元にある同形状のそれと比較すると、若干ストロークが深め、ですが誤差の範囲。それよりも、このタマタマの存在のせいで、一般的なアナログスティック搭載のコントローラよりも蔑ろ(ないがしろ)にされてる感じ。

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 実際、グリップ位置を変えるコトを考慮すると、タマタマに添えた手を咄嗟に方向キーに添えるのは難し目。(ひょっとしたらこの部分もアングロサクソン向け仕様なのカモ)


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 "○×△□"に加えて出張中なのは"L1"・"L2"ボタン。
 左手がタマタマに夢中、もといかかりっきりなので当然の措置。6ボタンの右側に配置しなかったのは、実に賢い判断ですな。


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 一瞬、"R1"・"R2"が一体型なのかと慄然としたんですが、フツーに分離している"R1"・"R2"。
 表面積のワリにはスタピライザーの様な仕組みがない為、押し心地は今ヒトツ。多用するゲームだと粗が出てくるカモ。


 と、巨大なセックスシンボルタマタマの存在感に他の部位が霞んでしまう逸品。正直、慣れるための荒行さえ乗り越えてしまえば相当な没入感というか一体感が得られそうなインターフェースであります。

 が、今回はここまで。次回は、


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 この"Mode Switch"について言及予定。(日程は未定)

 刮目して待て次号ッ!
by karasuma_usb | 2010-01-04 21:18 | コントローラ
Intel便座。
 仕事用によーやくUMPC、今だとネットブックですかね、あれの購入を考えている仕事人間。烏丸です。

 しかしなんでですかねぇ・・・"仕事用"って割り切った大人の買い物をしようとしているにも関わらず、やれデザインやら解像度やら速度やらにこだわり始めて右往左往。※っていうか英語配列が選択できない時点で、ほとんどの候補が脱落するんですが・・・
 今ある候補から、って思うんだけど予算を考えるとうーんうーん。


 さてUMPC、といいますとその提唱者にはIntel。IntelっつーとIBM凋落の後に現代の"BigBlue"として君臨している"超"大企業。 UMPCに限らず世の中にあるPC周りの規格の多くを提唱していたり、と大変ハバをきかせている傍ら、意外なところで小さな失敗をやらかしていたり。
 今回からしばらく、その「失敗したプロダクト」にスコープ、をば。


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"Intel Wireless Series"

 ズラり、とこんなの。
 青と白、実にッ! 実に統一感のあるデザインが嬉しいキーボードにマウスに・・・


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 どうかしているデザインのコントローラ。便座? って初見の感想をお持ちになった方も多かれ、とは思いますがなんとも持ち心地がよろしかったりしてなるほど、Intel。

 これこの通り"Intel Wireless Series"と銘打った一連のシリーズ・・・から、まずは拙ブログらしくコントローラを、なのですが、単体の画像だけだとピンとこない読者ちゃんの為に、ひとまずは少々比較対象としてはズルいかな、任天堂は"Newファミコン"の純正コントローラと並べて。


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 この大きさの、差。
 重量自体はそれほど、なのですが投影面積の大きさと妙な形状が災いして、容積というか質量以上に大きく感じる形状。これもまぁ、先進のテクノロジーをリーディングするカンパニー、Intelならではのエルゴノミクスデザイン・・・ってスゴイカタカナの量なんだけどこの文章。

 ともあれ、形状の異常さは持ったときに氷解、なるほどグリップと本体がシームレスに一体化した、考え込まれたデザインなんだな、と納得。


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 グリップの角度とボタンの配列、この辺りを適当に作られた製品が多い中、流石のIntelに抜かり無し。握り混んだ親指がキレイに、6ボタンの中央にミート。なのですが・・・ボタン自体のタッチは軽めのクリック感があるタイプ。
 ストロークが少々浅いのでまだマシなんですが、グリップに手が収まり過ぎて連打しづらい印象。この辺、連射設定有りのゲームもしくはユーティリティで連射設定を別途利用したほうが良さげ。
 ※上下段のボタンサイズの違いが、何となくセガリスペクトだったのかと想像


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 6ボタンから少々目を下ろすと有るのが"MOUSE"と"START"ボタン。
 前者はご想像の通り、これを押下することで後述の方向キーがポインタ操作に。ただまぁ、方向キーがデジタル入力なので快適とは、ねぇ。


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 タッチが独特、方向キー。
 コマ型、と言われるタッチ。キーの中央が大きくえぐれているのが興味が分かれそうなトコロ。上下左右を示すエンボスも地味目。また、6ボタンがグリップを握り混んだ親指とミートしていたにも関わらず、こちらは握りの位置が少々不自然。

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 実際に親指を添えてみるとこんな具合。
 親指の進行方向と、"上"が微妙にズレているのが・・・なーんか、気になる。


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 また、ストロークもボタンの好印象と差異、ストロークが深め。
 深さに加えて上下左右のエンボスがはっきりしないのが悪い相乗効果で、操作中に意図しない方向に入ることもしばしば。 うーん、もー少し練り込んでいただきたかったキモチ。


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 方向キーに寄り添う様に、自然な配置なのが"SHIFT"ボタン。
 押しながらどうこう、というのはサイドワインダーシリーズと同様の仕組み。この後ご説明するLRボタンを含めても、トータル9ボタンという大変半端な実装数からすると、確かに有効な機能で計18ボタンがアサイン可能。(そう考えると、まず形状有りきでボタン数が決まったんでしょうな)


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 最後。
 大変大柄なLR。これがまたグリップの形状にフィット。見栄えもそうなのですが、ボタンのサイズとクリック感の作りが至高。全体が沈み込む、のではなく、あくまでも可動の仕方はトリガー然。
 欲張ってLRそれぞれを2ツずつ実装しなかったのが功を奏した、というか烏丸的がこれまで紹介したコントローラの中でも、LRはこのコントローラが一押しカモしれません。
 ※もちろん本体形状に惑わされている可能性も否定できませんが



 奇妙な形状、最低限のボタン数にそれをどうにか補おうとする工夫(SHIFTボタン)、それに蛇足だけど有ればまぁ便利なマウス機能。 各部品も材質から何から品質の高さが伺え、なるほど世界のIntelだけのコトは・・・ある・・・んですけど。





 猛烈な問題点が、2コ。





 "Intel Wireless Series"という銘打たれてます通り、ワイヤレス故の弊害として第一に"電池の持ち"。気になるこのコントローラは、今時は少々考えづらい単四電池×・・・"3"


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 奥に1、手前に2本並ぶレイアウト。地球環境(と自分)に優しい烏丸は、迷うことなくエネループを使用・・・と行きたかったのですが画像は都合上、100均充電池。 ともあれエネループを使うのが常、な烏丸としては3本という本数はエネループが単品2本ないし4本で売られているコトを考えると実に中途半端。
 でもまー、100均充電池とエネループを交互にローテーションすれば・・・


 と、思いきや。
 当該製品発表当時の2000年、規格策定直後のBlueToothを見送って、当時"コスト的な都合で"900MHz帯"を選択したせいなのか・・・それともこの、


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 強烈に日本家屋に合うことを拒否したデザインのこのアクセスポイントが、PCの電源OFF時ですらもクライアント(コントローラ・キーボード・マウス)の存在確認を行う信号を送受信し続けるせいなのか・・・待機状態でもゴンゴン電池残量が減る反エコシステムなのが大問題。

 正直、電源OFF状態のわずか2日足らずで満タンエネループ3本がカラッカラになってるのを見て慄然。なんかこう、かろうじてXPまではサポートされているものの、日本国内で正規販売されなかったのはそーいう理由から・・・なんじゃなかろうか、とIntelの脇の甘さを想像。

 しかも、電池残量が少なくなると電源が瞬断されてデバイスを見失う、とかじゃなくあからさまな入力遅延が大発生する謎仕様。 初めて出くわした時、液晶モニタだから、とかスキャンコンバータを間に挟んでるから、とか複数の原因になりえる要素が併存していたので軽くキョドりましたよ実際・・・。



 と、ここいらで一旦総括。



 デザイン  ★★★★☆ 電池、方向キーと問題点はあるものの、見栄えで
 操作性   ★★☆☆☆ 方向キー、が甚だ惜しい
 備考    後述
 参考URL "Intel、日本未発売のコンシューマ向け周辺機器を出品"


 同シリーズの一番最初、に一番気になるヤツを紹介しちゃっていきなり後悔。しかしながら、あの便座形状に当時胸キュンになりながらもしばらくは手を出さなかった烏丸が、今になって敢えて紹介しちゃったのはそのプロダクトの統一感への再リスペクト。
 正直、このシリーズを揃えることで、デスクトップ周りが"Intel一色"になるのは愉快。メーカーの"吊るし"戦略に乗る、ってのも案外悪くないもんですな。

 まーイロイロな問題点が複雑に絡み・・・合わないな、独立で存在するのでどうにも、常用するにはキツいんじゃないかとも、思ってはいるんですが。(実際、前述の遅延が怖くて常用できねーっつー。あとそもそも日本国内の認証クリアしてないんじゃないかしら)



 さて次回は同シリーズから、また。
by karasuma_usb | 2009-11-16 21:47 | コントローラ

【レビュー】ELECOM JC-500

 某巨大掲示板群、では結構な悪評判、しかしながらPC向けのゲームコントローラに関しては老舗中の老舗「ELECOM」。

 ここ数年はPC向け、もしくはインターフェースがUSBである、という共通項でもってPS3向けのアーケードスティックなんかをリリースしている同社。前述の悪評判をそのまま持ってくるならば拙ブログのテーマ、"ダメなコントローラを~"に見事に即しているかに見えますが、その悪評の根源が"低い耐久性 "だけだとなーんか、烏丸的な"ダメ"に当たらない気がしてここ最近、【レビュー】してないんですな同社の製品。


 で、じゃあ同社の製品の中から烏丸的に"これはダメだー"って思える製品を無理矢理出す、ってのも面倒難しいので、少々クラシカルな一品をば。


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 もう、見栄えからしてクラシカル。
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 な、こちら。ボタン構成からご想像いただけます通り、


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ATARI 9pin

 アタリ仕様。まだ家庭用PCのデファクトスタンダードがMSXだったころの製品であります。※MSXが果たしてデファクトスタンダードだったかどうかについては異論を認めません

 ATARI仕様! しかもメガドラ以後の改良ATARI仕様じゃないってことで当然の2ボタン。最初期のATARI仕様が1ボタンだと考えれば2ボタンは潤沢なインターフェースと考えるコトが可能。※これについても有る程度のマインドセットが必要ですが


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 と、"クラシカルである"という言葉からご想像に堅くない、左様ジョイスティック部分は当然のグンニャリ方式。 つまりメカニカルスイッチだったりしないワケで、ああご家庭用のアーケードスティックの当時そのままの姿、っつーか正に当時モノ。


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 ボタンもご想像の通り、ゴム接点。
 っていうかこんなものに期待を寄せるのもお門違いなんじゃないかと思うのですが言い過ぎかしら。しかしながら幸い、なコトに各ボタンに対応した連射ボタンを完備。つってもこれがないとどーにもならない位に、良い感じに粗悪なタッチなんですけれども。


 ・
 ・・
 ・・・

 あ、終わった。
 そう、もう終わり。時代的に考えてもそれほど多機能なアーケードスティックは存在しない時代、っていうか今でもアーケードスティックはそりゃあもうJAMMA準拠なワケで、大した多機能さは期待できないんですけれどもね。
 恐らくは同時期に"まともな"アーケードスティックを探すとなると、電波新聞社のアレとか、それこそ基板屋さんに置いてあるコントロールボックス用の高級品を購入するとかしかなかった、んですな。
 ※MSX用に初代アスキースティックが出ていれば、って思った人も多いんじゃないかしら


 とは言え、なーんでまたこんなモノを引っ張り出したか、ってーとここのところアーケードスティックの【レビュー】が連続してたからついでに。そしてその"ついで"の中からここ数年の国内アーケードスティック市場がどれほどまでに恵まれているか、ってコトを再認識したり啓蒙したり、そんな壮大なテーマ(壮大か?)・・・かと思ったんですが、後述。


 さて面倒なので先に総括。


 デザイン  ★★☆☆☆ ★1コにしよーかと思ったんですが、オレンジ色の玉に免じて
 操作性   ★★☆☆☆ ★1コにしよーかと思ったんですが、TURBOに免じて
 参考URL メーカーHPは左の柱から・・・って掲載されてませんよ本家にも
 備考    後述


 で、確認しておきたいのはOEM元。
 これについては裏返すまで諸説、いやさ諸想像出来たのですが、これがまた烏丸も全然知らないメーカー。


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"Talent Electronics Ltd VG-929"

 いきなりの解答。台湾・・・製、で台湾のメーカー?
 で、同社名でググると何か韓国の企業だかが出てくるんですが果たして? そんなコトよりも収穫だったのは、本日時点でeBayに同名の商品が出品中。

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"Super Stick"?

 しかも、


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 メガドラ用。
 大した製品じゃない、というかメガドラにはSEGA均整の良質なスティックがある、ということを考えると全然必要じゃない、んですがこのデザインでメガドラ用を標榜しちゃう適当さに興奮。っていうかパッケージが使いまわし、なところに外人の適当さが滲み出てますなぁ。


 と、本ドキュメントを書いている最中の発見で話がそれましたが、次回は恐らく同じ"Talent Electronics"社の他の製品をば。


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by karasuma_usb | 2009-08-31 22:25 | コントローラ