【レビュー】SANWA SUPPLY JY-P53UBK
2004年 12月 19日
リクルートが出してますフリーペーパー誌「R25」、ありますね。見かけるとツイツイ、手に取ってしまいます。25歳から30歳くらいがターゲットだそうで、この世代に必須、もしくは知らなくてもいいような情報が載っていて楽しいです。(「モテリーマン」とか) この際、烏丸がいわゆる”R25世代”かどーかは置いといて、2ヶ月ほど前だったかな、そのあたりから「なつゲー」というのを特集記事として取り上げているんですよ。なんでしょうね、「なつゲー」
「なつゲー」について頭っからお尻まで解説するのもマワシモノっぽいので割愛しますが、簡単に言うとブラウザ上でファミコンのゲームが出来ちゃうんですな。おそらくJAVAベースのエミュレータなんだと思うのですが、違法的なイメージが付きまとう一般のエミュレータと違って、権利を持っている会社から、ちゃーんとライセンスをもらって営業してるんです。なので安心してプレイできる、と。
現在は1プレイ50円程度の料金体系ですが、これを高いと見るか安いと見るかは皆さんにオマカセするとして、このプレイ料金は「なつゲー」上で販売される”ゴールド”という通貨を購入することで課金されます。(1ゴールド=10円) で、このゴールド、”ウェブマネー”で購入可能なんです。烏丸も実はウェブマネー、少し余っていたのでどうしよっかなーって思っていたら・・・
「1度に50ゴールド以上購入された方で
アンケートに答えた方にはもれなくコントローラプレゼント!」
「な、なんだって~~~(AA略」
無論、50ゴールド大購入ですよ。
そして一週間後、届きましたコントローラがこれです!

・・・いや期待はしてませんでしたが。ELECOMじゃなくてサンワサプライなのが救いでしょうか。 パッと見、イケそうな感じに見えるコントローラですね。何かに似てるな・・あ!マイクロソフトのサイドワインダー(初代)にクリソツだ。 でもでも、大きさがかなりアチラよりも小さめ。横幅にいたってはプレステの初代純正より小さいです。そしてかなーり軽い。なんかもう、中身は空洞なんでしょうなあ。「闘将!ラーメンマン」に出てきた土偶男みたいなかんじですかね、たとえるならば。 カラーは3色から選べるんですが、烏丸がチョイスしたのは黒。ラバーコーティングだかで高級感(インチキ)があります。 他のカラーではラバーコーティングは施されていない御様子。
ボタン配列はほとんどプレステコンパチです。連射用設定用のボタンと連射解除のボタンが用意されてます。ボタンは押し込んだ感じが割りとしっかりしてますね・・意外意外。 方向キーは・・・セガ系・・・じゃなかった。
惜しいかな、方向キーがカナーリ安っぽいです。ストロークも小さめ。テストとして某ドラゴン縦シューをプレイしたのですが、方向転換する時にニュートラルへの戻りが変・・・うまく説明できないですが、たとえば「右へ移動→左へ移動」の転換動作中に意図しない方向に戻ります。前述したストロークが小さい、って点が影響しているようです。また、方向キーの素材に妙にツルツルしたプラスティックを使用していることもついでに影響しているようです。細かい弾除けする時にこのコントローラに命を預けるのはちょっと・・・大げさですけども。
とりたてて他には欠点らしい欠点はないです。方向キーに関しては、もー少し工夫して欲しかったですかね。ここだけサターン準拠だったら化けていたかもしれないなあ、って。 所詮タダ同然なので、これ以上注文つける権利はないですが・・・。
「なつゲー」についてはその存在意義としてエミュユーザからは、あまり良い意見は聞きませんが、コンテンツビジネスの形としては烏丸、好きですね。あとはメガドラとかPCエンジンとか、他のコンシューマ機でもやってほしいですねえ。
デザイン ★☆☆☆☆
操作性 ★★★☆☆
備考 方向キーを各自工夫すればいいセンいけるかも、です。デザインに関してはサイドワインダーの丸パクなのが無節操すぎるんじゃないかナ。
参考URL なつゲー
追記です。 方向キーですが、感触としてはPCエンジンの純正パッドの方向キーに近いと思います。あれがもー少し駄目になった感じでしょうかね。