【レビュー】OHM OMO-MP32
2009年 06月 21日
さてさて新作マウスが発売になる度に、店頭で現物を触って見ては、闇雲に増えるボタンの数やら多機能、といってもお仕着せのドライバユーティリティを入れる必要が有るコトに少々抵抗を感じたりしているココ最近。一応"好きは好き"、なんだけど"最近高性能マウスを要求されるよーなゲームもやってないしー"、みたいな個人的状況も加味すると、どうも今一歩購入に踏み切れないっつーか。
とゆーワケで、コントローラに関しても最近のモノってうーん、マウスもそんなこんなでうーん、と購買意欲がなんとなく萎え気味な今日この頃、だったりするんですが、いやーそうは言っても見た目の印象が強い製品にはどうも、弱いようで。
秋葉原のジャンク屋さん通りで発見、一瞬の迷いもなくレジに持って言ったマウスがこちら。ご覧の通り右ボタン上に謎の黒い円盤。
ボタンなのか? しかし天板から少々ハミ出ているトコロを見るとダイヤル? それとも? それに左右に配置された謎の丸い突起の正体は?
気になる風体、のワリにはパッケージに書かれているのは、今日日売り文句になりえない"800カウント"という解像度表記、それに短い命に終わったVistaを筆頭にWindowsのみ対応の表記。
ってコトは特殊なドライバーユーティリティで広がる黒い丸のヒミツ。ああ、もうッ! ってんで大購入(800円で)。
さて持ってかえって早速パッケージを改めてみると、パッケージには"DigitalSupplyFactory"という社名なのかブランド名なのかもわからない言葉、
それに"SQR'er(スクアーズ)"という製品名。そして気になるのが、
"ススメ ススメ ヘイタイ ススメ"だとか、何か戦後教育チックなコトが書いてあったのかしら・・・それとも漏らしてはならない極秘情報が?
ついでにパッケージの中にはドライバディスク不在。つまりドライバはネットで入手? まぁコスト削減厳しい折、そーいう流通にシフトしてるってコトかしらヤーね不景気ってヤーねぇ。
そう思いつつも一先ずは現物を見直し、って現物を取り出してまず気づいたのは、
材質が壮絶なまでにプラスチックなこと。表面の様子から一瞬でも金属の可能性を期待しなかったワケではないのですが、想像以上にライトなツクリに少々唖然。加えて、
よくよく見ると、アーチ状ではなくアゲ底。
パッと見ではELECOMの"M-D13UR"に似ている印象、だったんですが"M-D13UR"みたいな回転ギミックなんかもなく、ああつまりはフツー。しかも、
背面にはシリアルや型番を表記するシールが貼られるハズだったであろう謎の空間。なんだかドンドコ不安になってきたんですが・・・
ともあれ接続、そして判明した驚愕の事実。
であるとゆー。
つまりどーいうレイアウトなのかというと、
デザイン ★☆☆☆☆ 心地よい騙されっぷり
操作性 ★★☆☆☆ 右ボタンの位置ですが、大変使いづらく・・・
参考URL "スクアーズ マウス"で検索すると、どうもOHM電気が発売元の様子。ただ、同社のHPには商品詳細が現時点で見当たらず・・・
備考 後述
なんのコトは無いシンプルなオチ。っていうか錯誤を利用した巧みなデザイン、だとすれば世間ではどうあれ烏丸的には評価・・・したく・・・どうなんだろ。あ、最後になりましたが件の"謎の丸い突起"の正体は飾りでした。