【レビュー】バッファローコクヨサプライ Arcade Stick 13 II(BSGPAC02BK)
2011年 08月 27日
なのはインフラが整備されたっつーかご家庭でもアーケード同様に気軽に対戦、しかも見ず知らずの人とネット対戦出来るようになった、からなんでしょうかね。お陰で"スパ4"、ばっかりやっちゃって据え置きゲーが進まない進まない。
烏丸です。
最近どーもアケステばっかり買っちゃって、アラヤダどんどこ置く場所がなくなってきているコトを肌で感じながらもでも買っちゃう・・・ビクンビクン! ってんでまた買った。
という報告込みでこちら。
よーやく、拙宅に。
いや販売が始まったタイミングでAmazonなりでとっとと購入すれば良かったんですが、前のが前のだけにそんなに慌てて購入するよーなモノでもないかしらーみたいな日和気味に。
とは言え、メーカー希望小売価格、というかバッファローダイレクトでの価格が
"4,280円"と公式からしてリーズナブル。
小売店でも4,000円を切るくらいの価格がチラホラと・・・ああそろそろ買い時なのかしら、でもAmazonだと3,000円だし送料無料だしで買うならAmazonなのかしらー
とか思っていたらば。
秋葉の某店で"2,000円"。
その日はなんだか体調も気分も優れない、そんな陰々欝々としたマインドだったんですが買わないと申し訳ない、そんな不思議なフィーリン。
で、前回同様に分解して中を・・・とかやろうと思ったら流石に時期を逸しただけに他の方が既にお試しになっているのね。なのでサラっと。
シンプルにまとまった筐体。
HORI製品が天板・ガワ・底面みたいな三部構成になっているのに対して底面の上にプラスチックのガワが乗っかっているデザイン。天板が金属だと冬場ツラかったりしますがこれならそんな心配も無さそう。
マットな仕上げの筐体はあんまりチープな感じでもなく。
上下左右の角に角度が付いているせいで、真平らな部分は案外面積が少なくそのせいか小さく感じるデザイン。
投影面積は小さいんだけど案外ブ厚いのが好みの分かれるところ。
懐かしいところだと大昔の"ファイティングスティック"なんかのあの薄さが好き、だったんですけれども烏丸ったら。(最近のはみんな分厚いかデカいかなんだよねぃ)
実際手を置いてみると、手のひらの部分はこの斜めってる部分にあたるので手首が自ずと下がる感じ。直接膝置きだとちょっと疲れるかも。
"赤"と"黒"でまとめられたシックなカラーリングが個人的に好き、ってデザインに関してはこんなもん。いや総括前に言っちゃうと、ガワのデザインとサイズ、重量はいい感じなんじゃないかしらん。(厚みには好みがあれども)
で。
アケステだけじゃないですが最大の関心事、についても他のブログやらで語られているので烏丸なりに。
前作が相当固かったんですが今回は多少の改善。
レバーボールのサイズが"30mm"から"35mm"、つまり一般的な業務用のサイズになったこと、加えてボールの材質が"サラサラ"から"ツルツル"に。
レバーシャフトに目隠しまで追加。全く触らずに一見するだけならば結構な品質・・・に見えるんですけどねぃ。まぁこれを買うユーザーと来たらリプレイス前提だろーからデフォルトの品質にはこだわらないかしら。
感触ですが、個体差で無いであろう妙な重さ、そして"斜め"の不確かさが気になる感じ。ただ、前作よりは改善されている様子。(いや"マシ"ってレベルだけど)
赤黒で色分けされたボタン。
左半分が"○×△□"、右半分が"LR12"という構成。は、いいんですがレタリングが"1"~"8"って"PlayStation3対応"を謳っているにもかかわらずの気の利かなさ。
"TURBO"やスティックを"POV"や(このスティックには存在しない)アナログスティックの"X/Y/Z軸"に切り替える"MODE"ボタンの横にある"LR3"には、しっかり"L3"・"R3"ってレタリングされているというのに!
で、タッチ。
は、悪化w
いや悪化ってほど悪くはなってないんですな、比較してみると、
こっちが前作。これと比較すると押し込みがスムーズに、つってもかなり"重い"
"重い"だけじゃあれなので感触を文章でフォローするとすれば、「良く言えば」キーボードの"Cherry"、あれの"黒軸"の最初の軽さをどこかにやって重さだけ残した、様な。(あ、良く言えてない)
一番下まで押し込まなくても反応する、ってのは業務用として使われている製品と「同じと言えば同じ」。 押しこんでいる最中に音も感触も無くクリックされる、とココがなんとなく"黒軸"っぽいなぁ、と。(カッコ書きで補足しますが、このボタンを"黒軸"なんて比喩するのは我ながら褒め過ぎだろうとは思っているんですが)
ただやはり面白いなぁ、と思うのは指を"手ごと"あずけても押下されないボタンのこの重さ、ってのは最近主流になっている(かつこの"バッファ棒2"の載せ替え先の代表格でもある)"三和"や"セイミツ"のボタンでは決して味わえないワケで、ひょっとすると"この重さ"にしっくり来るユーザーがいるかも・・・。というのは、小一時間ばかりこのスティックで"スーパーストリートファイター4AE"をプレイして実はあんまり違和感無くプレイ出来た感想から。
このボタンのタッチで、"RealForce"よろしく"偏荷重"カスタマイズできれば案外面白いのかも。全ボタンリプレイスも良いんですが、実に『俺スティック』風に・・・って、ああ
単なるスティックとボタンのリプレイスだけなら誰でもやるけれどもそのボタンごとにアレンジ、とかまで含めて"他のやつらに差を"、なのかしら。ってコトは、
"とことん遊び倒せ"
というパッケージにある文字が指しているのは、このスティック「で」遊び倒すんではなく、このスティック「を」・・・?
デザイン ★★★★★ 飾っておく分にはこのままでも
操作性 ★★★☆☆ 入れ替え前提という割り切ったオトナの関係
参考URL メーカーHP(製品情報)
備考 後述
ところでパッケージの謳い文句が、
『アーケードゲームの臨場感!』
『本格派!』
って、製品発表時には強気だったんですが。
やっぱりアレか、現物届いて検証してみたら『これってレバーとボタン交換可能、ってのを売りにした方がよくね?』って気づいたのかしら、中の人も。