許せぬゴムの、ベタ付きに。
2011年 09月 25日
さて前回ご紹介、っていうか【レビュー】しましたSANWA-SUPPLYの個人的傑作コントローラ、"JY-P25U"の件。
長らく保管している間に、本体表面を覆うラバーコーティングから溶剤が溶け出した・・・んだかで悲しや、ベタベタに。好きなコントローラだっただけにこれはどーにかしてあげたい、と思うキモチ。 本日から数回に分けて、このベタベタを除去する方法を試す、そんなDIY的企画、なんであります。
さてこの『ベタベタ』。
同じく悩む同志が多い、ってのがインターネッツの検索で分かるんですな。
これこの通り。
どうもラバーコーティングには不可避な現象らしく、なになに"加水分解"? だそうで。※リンク先には文系の人間なら確実に発狂できる文字列が並んでいるので注意
ともあれ先人諸兄によると、曰く"薄め液"であったり"漂白剤"だったりとイロイロ。しかし"薄め液"、つまりシンナーはプラスチックを侵食するし、"漂白剤"は安上がりだけどこれまた結構なニオイ。 で、何かスマートな手段って無いのかしらーとか調べてみると・・・どうやら"IPA(イソプロピルアルコール)"がいいらしい。
イソプロピルアルコール?
ってドコで売ってるの? と再度検索してみると・・・おお、すごく具体的な事例が!
(→「イソプロピルアルコールによる塗装剥がし」)
どうやら"イソプロピルアルコール"、ってのは"ガソリンタンクの水抜き剤"という名前で売っているらしい。ほぅ、ほほぅ。
近所のホームセンターで水抜き剤×10本、とタッパウェアっぽい入れ物×1、で総額1400円くらい。 しかし数百円で購入したコントローラの修復に1000円越える投資、ってどーなのかしら、とかハタと考え始めるのが欝の始まりⅡ。負けない。烏丸、負けない。
というコトで早速。
と、ここまでやったところで、微妙にイソプロピルアルコールの量が足りないことに気づいたので、
イソプロピルアルコールが入っていたボトルに水をいれてカサ増し&重しに。どうにか全体が浸かった様子。あとは浸け置き状態のまましばらく放置。
放置、ってどの程度放置なのかは勘所が分からないのでたまーに様子を見ることにするとして・・・ともあれこの方法で果たしてあのベタベタがキレイに取れるのかしらん。なんか不安。すごく、不安。
っつーコトで経過報告はまた、次回。