許せぬゴムの、結果報告。
2011年 10月 02日

烏丸お気に入りのゲームパッド、"JY-P25U"のラバーコーティング剥がしの件。
あれから更に5日放置、した上でゴム手袋をして表面を優しく撫でさすったところ、ご覧のような有様。なんかこう、ものすごく汚らしい光景で大変申し訳ございません。

が、当初イメージしていたよーなプラ表面が黒いカスが大量に、とかとちょっと違って拍子抜け。
ラバーの手触りを担当していたのはこの通り非常に薄い塗膜だったご様子。お陰で、

こそぎ落としてもコントローラのロゴはキレイに残って一安心。ところでこのコントローラの"通り名"が"Conqueror(征服者,戦勝者)"で有ることに今頃気づいたんですが。征服者、の後ろに"Pro"とか付けるセンスって不思議ね。


ひと通りキレイに塗膜を拭きとった状態が上記。
表側の部品の表面は手触りを考慮したのか微細なパターン、対して裏側の部品はエンボスも無く。エンボス処理した方が塗膜の乗りが良かったんじゃないかしらーとか思うんですがもう剥がしたし、いいや。
あと分解した工程で、方向キーの構造を撮影出来たんでついでに。

斜め方向にメンブレンのゴム、炭素接点スイッチは上下左右方向、とチグハグ。
どっかで見たことあるなぁとか思ったらああコレ、マイクロソフトの"SideWinder FreeStyle Pro"と同じ。ただしあちらはこれを斜め45度にズラした、つまり斜め方向に炭素接点スイッチがあるという強烈な構造でしたけれども。
さて組み立て。

完成。
ラバーコーティングを剥がして無水エタノールとメラミンスポンジで仕上げ。更に安っぽさに(文字通り)磨きがかかったーみたいな。 万人にオススメ、とは言いがたいものの、とりあえず使い道は無いけどハットスイッチがあったら便利な気がする、みたいな幻想を抱いている方には是非。
ああそうそう、使い終わった"イソプロピルアルコール"、はタッパーに入れたまま保存。何しろ、いつまたこーいう症状が見つかるか分かりませんからねぃ。あと流し台に流すのちょっと怖い。