ロクヨンコントローラのプロトタイプ、が地味。
2012年 05月 28日
難航、ってアレなんですな。国内でも大して周辺機器で無かったもんですから、海外でもホントに無いんよロクヨン。ホントに呆れるくらいにー、ってロクヨン純正のコントローラの完成度の高さの裏返し、がサードパーティ製コントローラの少なさにつながっているのカモしれないんですけども。
んで、その完成度の高いロクヨンのコントローラのデザインが"本決まりになる直前"の3段階を紹介した動画がこちら。
ご覧のとおり"直前"までの3パターンで、最後に登場する金色のは"本決まり"のバージョン。金色だからトイザらス限定バージョン? ともあれ前の2つとの差異はほとんどなく、"C"ボタンのエンボスやレタリングの有無だとか、"Z"ボタンのデザイン、"3Dスティック"の軸受の形状くらいで、あの独特な3本グリップが確定した後のデザインみたい。
で、この3本グリップのデザインは、スーパーファミコンのコントローラに"3Dスティック"を生やしたら? ってのがきっかけらしく、以下の動画でデザインプロットっぽい資料が。
なるほどーって感じ。
ただ、この通りロクヨンコントローラのデザインの原点はスーパーファミコンなんですが、SFCの一周辺機器として登場予定だった"PlayStation"も、コントローラはスーパーファミコンのそれをベースにしていた・・・ワリにはPSのほうがデザイン過程の紆余曲折が派手で面白い。(→"発掘! 初代PlayStationのプロトタイプ版の写真")
こう考えるとアレか、ソニーは「アナログ入力が無くてもグリップが必要」だと考えたし、任天堂は(ハードとして後発だけど)「アナログ入力が有るならグリップが必要」って考えたんでしょうかねぃ。