【レビュー】Blaze SuperPad
2005年 05月 19日
いやいや、ついにといいますか、プレステ3が発表になりましたね。クロックが2.5ギガヘルツのデュアルコアだとか。たかだかゲームするのにそんなにスペックいるのかよと思いながら、自宅のゲイツマシンのクロックが3ギガもあるクセに大したこに使っていないことに気付かされて自問自答するのですが。
烏丸としては例によって付属の純正コントローラに目がいくわけですが、今回はちっとばかしガッカリ。もっと強烈なインターフェースを採用するかと思いきや、初代から受け継がれるグリップスタイルに例のボタン配置。うーむ、さすがにトップシェアを維持するという使命を背負ってるソニー、あえて冒険に出なかったということでしょうか。
もっとこうね、フルカラーの液晶がついているだとか変形して本体に内蔵できちゃうとかGPSがついてて衛星に補足されちゃうだとか、そーいう強烈な個性が欲しかったですねえ・・・
さて話は変わりまして。
先日、例によってハードオフをハシゴしていますと、移動に使用した道路に面した靴屋さんに手書き文字の巨大なポップが。通りすがりに車の窓を開けて読んでみると
緊 急 値 下 げ ! !
・・・たかだか靴、しかもブランド品を扱っているわけでもないよーな町の靴屋さんが、なぜに「緊急」? そのポップを作成するまでの経緯は烏丸の知る由もありませんが、そーとー急いで値を下げないとならないファクターがあったんでしょうか。近所に競合店が出来たとか。決算期目標にあと一歩だとか。今までボったくっていた罪ほろぼしとか。
残念ながら烏丸に靴を買う用事がなかったので、そのお店に真意を確認するタイミングを逸してしまったのですが・・・妙なポップでしたねえ・・・わかんないなあ・・・
さておき。では今回ご紹介するコントローラはこれ。
うーん、地味。取りたてて取りあげるネタじゃないってのは、これまでも寒い小ネタをたくさん披露してきたのでご愛敬。烏丸の大好きなブランド、「Blaze」製のUSBコントローラであります。なんと購入価格は3ドル。
海外の製品しては割と小さめなサイズ。さすがに純正プレステのそれよりは大きいのですが、烏丸の若干小さめな手にはフィット。グリップ部分には取り立てて配慮がないのですが、この大きさならばグリップの部分をラバーにしたり、ディンプルやエンボス加工ををしたりする必要もないかも。つまり「持ち心地」は概ね良好。
概ね、なんて言葉を使っているので早速お察しいただけるかと思いますが、何しろ塗装がチープ。シルバーに塗装されている製品によくあることなのですが、おそらく使用頻度次第では早めにプラスティックの地肌が露出してしまいそうな予感。このグリップについても、ラバーでコーティングされていたりすればその心配はないのですが・・・まあ所詮3ドルですからねえ・・・
さて肝心の操作感。
方向キーはちょっと懐かしい感じの丸型台座に十字ガイド。思ったよりストロークが深めな上に、硬め。シンプルな仕組みではありますが、上下左右も斜め方向も非常に扱い易い。グリップの角度に対して方向キーの上下が垂直に配置されている、つまりコントローラ自身に対して斜めに配置されているってのが・・・好き嫌いが分かれるかもしれませんが。
続いてボタン。こちらも若干固め。連射するのはちょっとしんどいかナ。また、ボタンが膨らんでいるのと、材質がチープな為にちょっと心配になるといいますか。エンボス加工で文字が刻印されているのですが、残念滑り止めの役割は皆無。連射ボタンもついていることだし、ここは我慢どころなのかしら。
L、Rボタンはボタンの外側ではなく、内側にスイッチが配置されているタイプ。グリップの角度とのバランスもよく考えられているようで、人差し指で確実に押すことが出来ます。こちらのクリック間も良好。
そして定番の機能、振動とマクロ。この値段からは想像もつきませんが、ウィンドウズのフォースフィードバックに対応してます。しかもボタンマクロもついていると来た。最近のコントローラにしては珍しくアナログスティックが搭載されていはいないとはいえ、3ドルという値段でこのクォリティなら大満足です烏丸。(いやもちろんダンピングされているのでしょうけど。)
いやー、いい買い物しちゃったよも~、とパッケージに目をやってみると・・・
ん?
・・・「color」?
なにがカラーなの?
わかんないなあ・・・
デザイン ★★☆☆☆
操作性 ★★★★★
備考 何がカラーなのか最高に気になるんですけど・・・ボタン? そゆこと? 参考URL 購入先はコチラ
なんか烏丸が購入したときより値段が上がっているんですが・・・って、よく見ると名前が違う。「Pro」? プロだから? プロだからなの? カラーの上位版がプロ・・・わかんないなあ・・・