つい先日のMadcatzの破産で、ついうっかり『Saitek返して』って言ったんですが、Saitekのブランドって昨年の段階でLogitechに売却されてたんね。13億円(しかも現金)で。 ってんで、お気に入りのSaitekのコントローラを引っ張り出してみた。
確か、メッセサンオーのどこかの店舗で購入したような。Amigaのソフトを物色したついでに、とかだった気がするのでメッセサンオーかも。LASER5※ では無いはず。 後にも先にも、ゲームパッドでこれと似た形状やレイアウトのを見かけたことがないので、いわゆるカンブリア爆発みたいな存在なんだろうなー。売れなかったんだろうなー。
配置に関しての細かい話は過去のエントリを参照してもらうとして、ベンダー側の考えていた用途は超汎用だったみたい。但し、この超汎用には例えばアクションゲームや格闘ゲームなんかは除外。多分2Dシューティングも難儀。パズルもどうかなー、って何が残るんだろうか。
左アナログの代わりに実装されたステアリングUIの他に特徴的なのは、右グリップの裏にあるジョグダイヤルのようなUI。アクセル兼ブレーキみたいなイメージらしい。20世紀末、時期にしてWindows98とかそのあたり、USBデバイスが出たあたりは、こんな感じ「おかしな」デザインがちらほらあって。面白い時代だったんよねー。
※LASER5:秋葉原にあったLinuxのディストリとか海外のゲームとか置いてた店。21世紀を待たず閉店。自分でもよく思い出したなぁそんな店、って思った