【レビュー】Imageneer GT PROPO TURBO
2005年 12月 13日
そーなってくるとこの烏丸。ついうっかり大購入しちゃうのが毎度のパターンなのですが、さすがにコントローラやらキーボードやらで自宅がシッチャカメッチャカになっているこの状態でサバゲーまではちょっと・・・いや、ガスガンなんて物騒なものを購入するのに上手い言い訳を考えるに至らなかったってのが本音なんですけれども。
で、その模型店。模型店、というよりはその手のホビーがあらかた揃ってるという感じのお店。時期も時期ですし、クリスマスプレゼントをねだる子供を連れたお父さんの姿もちらほら。中には特大サイズの海上自衛隊護衛艦に釘付けになっている中年男性もちらほら。烏丸は例によって一人で出かけたので、一人ぼっちでウロウロ。
目当てのガスガンコーナーは烏丸がコドモのころよりも遥かに充実しておりまして、懐かしいコクサイのガバやら電動式のサブマシンガンやらアサルトライフル、果てはBB弾をバラ巻くクレイモアまで。 うーん、お値段もお値段ですし、これはいい大人の遊びだな~、なんて改めて納得した次第。これは金額面でも納得させるのに骨だな、と。
同店ですが、流石にガンプラのコーナーは当然の如く充実しているようで、なんだかゴテゴテとハデに着飾られたガンダムが沢山。最近のガンダムはよく分からないので華麗にスルーしつつ(しかしマスターグレードのアッガイの前で30秒程停止)、単車の模型を見ちゃおうかしらとコーナーを移動すると、柱に埋め込まれたモニターにラジコンレースの映像。
屋内のサーキットをスゴいスピードで疾走するラジコンカー。しばし目を奪われる烏丸。あ~、タミヤRCカーグランプリとか見てたなぁ。子供のころは高くて手が出なかったなぁ・・・
・
・
や
やや
やややヤヴァイ、欲しすぎるwww
そーいえばマイティフロッグが復活するって聞いたっけ・・・既にいい大人を標榜する烏丸には余裕で手が届くお値段・・・もーすぐクリスマスだもんねえ・・・自分にプレゼントしちゃおうかしら・・・って、冷静に考えたらサバゲー同様、家人にどのようにして納得させるかで脳内で一悶着。冷静に深呼吸して、ふと自室の本棚を見ると積みゲーの中にパッケージすら開けていない「RCでGO!」が。
と、いうワケで今回はこれ。

イマジニアの「GT PROPO Turbo」であります。
名称からご察しいただけます通り、いわゆるラジコンのプロポを模した・・・形のはずなのですが、実際「模している」という点ではHORIのゼロテックには劣りますな。とは言え、ゼロテックが本物のプロポよろしく左手ホールド右手ハンドリングという形を踏襲しているのに比べ、こちらはシンメトリデザイン。つまるところ利き腕を選ぶことなく扱えるという点で有利・・・なのかしら。
グリップ部分にはボタンがギュウギュウ。
しかもホイール部分の表面にLRボタン一式が配置されちゃったり。ホイールを回しながらLRボタンを押す局面があるレースゲームなんかでは涅槃を拝見させてくれそうな悪寒。シフトチェンジ不要なATであればイケるのかな?

アナログボタンは2つ。中央の右と下のボタンです。名前はIとⅡ。ネジコン準拠ですな。 シンメトリを重視しすぎたのか、なんとも幾何学的なボタン配置。これを全て左手乃至右手の親指で操作するとなると、少なからず修練が必要な悪寒。
まあボタン配置は一番下のSETボタンで変更可能(アナログは不可)なので、必要最低限のボタン操作さえ出来ればいいっつっちゃーいいんですけども。複雑な操作を要求されるレースゲームだと厳し目カモ。

背面にはアナログ式のトリガー。これもⅠとⅡボタン扱いで、本体横のスイッチで切り替えて使用する、と。アクセルにするかブレーキにするか、ってことですな。とは言え、フロントにあるⅠ・Ⅱボタンをネジコンよろしく使う御仁には無用かも。あくまでもプロポライクな使い方をする時に必要、と。
なのですが、このトリガーがクセモノ。人差し指を引っ掛けて使うのですが、手前に引く動作の時はいいものの、奥へ押す動作のときに指に引っかかりづらい。そもそも、奥へ押す動作自体を必要とするレースゲームも少なそうなので・・・いいのかしら。

ホイール下に横一列に並んでるのはなんと前後左右の各方向キー。前述のキーアサインで変更できるには出来ますが・・・移動先の候補は必然的にホイール上の4ボタン。でもホイールを操作すると上下左右も移動してしまうとゆー。もうね(ry
突き詰めていきますと、どーにもこのインターフェースというか形状の独特さが逆に仇になっている感じ。というのも、実際にレースゲームをやる上で臨場感を求める場合、どうしても
ステアリング型コントローラ > ネジコン(orジョグコン) > その他モロモロ
という風に順位が確定しちゃうというか。もちろんこの順位に関しては烏丸の独断に基づくものだというのは言うまでもないのですが、概ねこのランキングになってしまうのかな、と。
と、なると必然的にこのテのコントローラに求められるところは臨場感ではなく「手軽さ」。その一点では烏丸的には悪くないのかナ、と思うところであります。まぁ使いまわしが効かないのはいずれも同じですしね。
さて御託も語り終えたので、件の「RCでGO!」で活用しちゃうーゼ~~・・・と思ったら。→操作方法
ネジコン非対応じゃん・・・・・・・・・・・・・・・orz
デザイン ★★★☆☆
操作性 ★★☆☆☆
備考 後述。
参考URL もうこのテのハードは撤退した模様。
写真を撮っている時に初めて気づいたのですが・・・

なんか蓋がされてるけど見覚えのあるスロット。どーもこれ、ニンテンドー64版がありそうですな。どーみてもこれ、震動パックの差込口だし。よーしパパ、そっちも探しちゃおうかなー。