【レビュー】Logicool iFeel MouseMan
2006年 01月 20日
いやいや、先日より口を酸っぱくして拙ブログで大紹介しちゃってるギルドウォーズですが、実にどーにも面白い。現在会社の人間とギルド「道路族」を結成してプレイしているのですが、なんとも愉快。現在βテスト中なので課金フリーですし、パッケージの購入で課金フリー継続ときた。読者ちゃんも是非。
・・・って、ネトゲの紹介にいたずらに行数を費やすだけではアレなので、プレイしていて気になり始めた事。
それはマウス。
今回烏丸がプレイしているギルドウォーズ、アクション性がちょっぴり入っているものの、実にマッタリとしたRPG。FPSの用にマウスさばきがモノを言うようなシチュエーションは殆どなく、まー有ってもターゲットとなるキャラクタのカーソルを切り替える程度。しかもこれもキーボードから操作可能、ってんだからマウスの方は暇を持て余すって程でもないにしても、ちょっと手持ち無沙汰。 烏丸としましても、もーちょっとスピーディなゲーム展開を想像してたもんですから、ある程度軽めのマウスを用意したりして準備万端? みたいな気分だったのに少しばかり拍子抜け。とは言えこればっかりは順応する以外に手は無いワケで・・・
しかしながら実生活でもネット生活においても常に全身全霊をかけて挑みたい、そんなちょっとアレな読者ちゃんのために今回は色々ナニなマウスを大紹介。
はいこれ。
ふーん?
ほほー。
へー。
光るんだー。
なんか取り立てて見所も無さげなマウス。しかしこの「IFeel MouseMan」こそが全身全霊をかけてゲームに取り組むために作られたマウス・・・っぽいんですな。全身全霊と高らかに掲げている割には「っぽい」などと煮えきらないのにはそれなりのワケがあったり。
で、この製品、頭文字に「i」なんかつけちゃったりして、いかにもマカー向けっぽいですが普通にウィンドウズ向けの製品だったり。このころの各社の製品は、とりあえず「i」をつけて例の半透明(トランスルーセントですな)にしとけという風潮真っ盛り。Logicoolもちょっと流行病に冒されていたってことでしょうかね。
流行病の諸症状として前述の半透明ってのがありますが、これはご覧のとおりの玉虫色。最近はマジョーラカラーなんて呼ばれますが、見る角度(正確には光源の角度)によって色が緑~紫に変わるんですな。まーなんとも合わせづらいカラーリング。
さて妙な色がゲーマー向けかどうかってのは置いといて、このマウスには実にゆかいな特徴が・・・あるらしいんですな。
マイクロソフトがかつて盛んに提唱したDirectXの機能に、「ForceFeedBack」ってのがあります。拙ブログにも何度も登場しているので今更説明するのもアレですが、いわゆる振動機能。ゲームの状況に応じてコントローラが振動するという、例の。 で、このマウスも実はそれに準じた機能があると来た。これならばゲーマーとしていきり立たずにはいられないワケで。
それこそがImmersion社の「TouchSense」テクノロジー。
いやホントに前述の「ForceFeedBack」にそっくりさんの機能なのですが、ちと違うところが。Force~の方はDirectXベースのゲームでのみ、動作するものであるのに対し、Touch~の方はデスクトップやらエクスプローラなんかでも動作する、らしいんですな。
ウィンドウズ上の各種基本機能と振動機能が同期
マウスポインタがファイルやフォルダ、HTMLリンクに重なることでマウスが震動したり。なんか一見無意味なようでこれはスゴい。これならばゲームのみならず、視覚障害者の方なんかにも効果的かも。
ところでこの製品、烏丸が入手したのは実は結構最近。実際の発売時期は2001年と、実に5年前。そーなってきますと新品ではなく中古での入手なんですけれども、なんと手に入ったのは本体のみなんです。つまりドライバがない。 Logicool自体はつい最近もゲーマー向けマウスの新製品を意欲的に発売しているメーカ。なので最新のドライバ(同社の「MouseWare」)を入れれば簡単にTouchSenseテクノロジーの恩恵に預かれると思いきや・・・
翻訳してみますか。
「iFeelネズミは中止されます。 iFeelネズミで出荷されたオリジナルのCDはMouseWare9.41.1Fでした。(そのFはもう利用可能ではありません)。」
ネズミは中止・・・orz
つまるところ、ものの見事にサポートが打ちきられてる、と。しかもなんだか分からないバージョンナンバー。なんだ9.41.1「F」って。この製品自体が5年も前の製品だから仕方が無いとはいえ、ユーティリティを含め対応ドライバ自体が自社サイトに置いてないなんて・・・。
「オリジナルのCDを見つけることができないなら、あなたは、通常のマウスとしてMouseWare(このページの左下に利用可能な)の最新版をダウンロードすることによって、まだiFeelマウスを使用することができます。」
見つけるも何も現物のインストーラを持たない無力な烏丸。仕方ないので例によってインターネッティングによって該当バージョンのドライバを探す旅に。
そして見つけたのがコレ。
バージョン9.41.24。なんかもー末尾に「F」もついてない上にドイツ語版って・・・烏丸、こう見えて実は独逸語に堪能・・・なワケねーっつーの。しかしながらそこはフィーリングおよび野生のカンでカバー。 そして設定タブを発見。これだよこれこれ!
選択できない・・・・・・orz
もはや進退きわまった。
総員退艦!
私は艦と運命を共にする!
頬を伝う熱い物をクリネックスで拭いながらリフレインするのは、このドキュメント。
「オリジナルのCDを見つけることができないなら、あなたは、通常のマウスとしてMouseWare(このページの左下に利用可能な)の最新版をダウンロードすることによって、まだiFeelマウスを使用することができます。」
通常のマウスとして
通常のマウスとして
通常のマウスとして
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震動しなけりゃタダのクソ重たいマウスだよウワァァァァァァヽ(`Д´)ノァァァァァァン!
デザイン ★★☆☆☆
操作性 ★☆☆☆☆
参考URL ロジクール
備考 現物のインストーラ持っている方、募集
実はこれと同じ筐体を使用した震動しないマウスも出てたりして。勤め先のT氏所有のコレ。↓
使いまわすほど良い筐体とは思えんのですけども・・・あと「MouseMan」って水木しげるのアレのことみたいだ・・・