人間ってーのは少なからず二面性、あるいはそれ以上の個人を使い分けていると思うんですが、読者ちゃん諸兄におきましてはどんなもんでしょう。やっぱりアレですかね、普段はシタリ顔で正論を振りまきながらも2chでは煽りに荒らしに大活躍だったり、実社会では地位も名誉も掴み取っておきながら会員制秘密クラブでは他人の罵詈雑言に一喜一憂恍惚脱糞な側面を併せ持ったりしているんでしょうか。
じゃあ烏丸の性癖はってそんな話は置いといて、こんなブログで、やれこのコントローラが最悪だの使いにくいだの、デザインがイマイチだの、でも方向キーには見るべきところがある、などと偉そうに書いている烏丸ですが、実際のところシューティングゲームをプレイする際ににはサタパ一択だったり、格闘ゲームで本気モードの時にはHORIのファイティングスティック初代しか使わなかったり。実はそんな堅実な一面も持っている、ツンデレに相通ずる二面性の所有者なんであります。
なんかアレですね、ダブルスタンダードってやつですかね。いわゆる自己矛盾。まー誰しも持っているので気にしないほうがいい、っていうか全く気にしていないワケですけれども。
まー聡明なる読者ちゃん諸兄におきましては、拙ブログを参考にコントローラを購入したりするよーな愚行に走ったりしてないと推測するわけですけれども、活字にして人の目に入る媒体に書く以上、自信の二面性について、ある程度の責任は感じながらレビュー記事を書いているつもりではあります。
で、自らの責任の所在についてはこの辺にしておいて、本日は2品同時に。

レビューするのに毎度躊躇する、ELECOM社製のコントローラ、JC-U1510TとJC-U1512Tであります。
さて同社の製品。まー毎年新モデルを意欲的に? 投入してくれるのはいいのですが、毎回毎回('A`)←こんな顔にさせてくれるブツばっかり。それなりに目が超えた読者ちゃんならば気にも留めない悲しいラインナップ。烏丸としましても、まーいつでも買えるし今はいらないカモーなんてスルーしちゃってばっかりなんですけれども。
発売は昨年の夏ごろ? 購入価格はそれぞれ発売日当日に980円と、まー値段だけが決め手みたいな製品であります。
で、実際にどんな感じなのかってーと二つ同時に。
ご覧のとおり、双方ともアナログ入力をバッサリと切り捨ててコスト追求しまくりんぐ。まー用途をエミュレータに限定しさえすれば、アナログは不要、という考え方もできなくはないですが。(って、実際にコントローラのベンダーって、そーいうアングラな考え方をして商品開発してるかどーかは不明ですけれども)

ボタンは右手親指担当6ボタンと4ボタン。前者はスト2に代表される格闘ゲームを意識した配列、後者は無難にプレステ配列ってーことなんでしょうな。

どちらも共通部品。パっと見、サタパライクな形状をしてはいますが、ストロークはかなり浅めでしかも固め。上下左右は問題無いんですが、斜め方向はその固さがネック。しかも真中を押すと上下左右全部へこむ・・・まー上下左右がすべて同時に認識されることはないようですが、例によって例の如くですなー。
ってここまで書いただけで購買欲充足失敗な感じ・・・基本的な部分で、もー少し本気で取り組むことが出来ないのがELECOMのELECOMたるゆえんかもしれません。
さてこの2製品の特徴的なトコロを。
実にスタンダード(いやスタンダードに使えるコントローラではないですが)な両者ですが、実はJC-U1510Tが超薄型、JC-U1512Tが超厚型? というウリが。

前者はその薄さのためかLRが2個づつといたってまとも・・・なのですがしかし!

後者はなんとLRが合計8個(!)とゆー。
JC-U1510Tの4個はともかく、JC-U1512Tに至っては、前面に配置されているボタンよりも多いw これは相当不思議。設計コンセプトは人差し指と中指を甘やかさない、とか? でしょーかねえ・・・
で、実際のところどっちが使いやすいかっていいますと、まーどっちもどっち。JC-U1510Tは見栄えこそそれなりですが、薄すぎてホールドしづらく、JC-U1512Tは厚すぎてホールドしづらい上に、LRの数のせいでゲームを選ぶ選ぶw
さらに面白いのは、メーカーの売り文句が互いに矛盾しているコト。

結局のところ、薄いのと厚いのはどっちが使いやすいんですかね? ELECOM的に。
デザイン ★★☆☆☆
操作性 ★★☆☆☆
備考 毎年出してくれるとゆー心意気だけは買いたいんですがねー
参考URL メーカーHP
あとあれだ。カラーバリエーション増やすくらいなら、もっと力を入れるところが有ると思うが、どうか。