世界初のシューティングゲーム開発者が亡くなる。
2006年 06月 07日
World Wide Web Consortium(W3C)の副会長であったアラン・コトック氏が5月26日に心臓発作で亡くなっていたことが明らかになった。享年64歳。コトック氏は世界初のコンピュータシューティングゲームとされている「Spacewar」を共同開発した功績で知られている(Wikipediaのバイオグラフィー)。
Spacewarは1962年にDigital Equipment(DEC)の世界初のミニコン、PDP-1上で稼働した対戦型シューティングゲーム(Wikipediaの解説)。Spacewarはゲームコントローラとしてジョイスティックを初めて採用したことでも知られる。同氏はPDP-1主要開発者の1人で、その後、PDP-10シリーズのチーフアーキテクトとなった。
申し訳ありませんが、烏丸ったらこのアラン・コトック氏も世界初のシューティングゲーム「SpaceWar」も存じ上げなかったり。しかし世界初のシューティングゲームを開発、ってコトに関しては右も左も分からないものの、敬意を払って止まないワケであります。
とにかく気になるのは、「ジョイスティックを初めて採用」って点。で、上記の氏のバイオグラフィーのリンク先にあるジョイスティックの画像がなんともステキ。
最初期のジョイスティックは2軸がラジコンのプロポの様に分離していたんですなあ。っていうか、なんで手書きイラスト? 現物が現存しているのか激しく気になります。現物はスミソニアンとかに秘蔵されているのかしらん?