【レビュー】ThrustMaster WIZZARD
2006年 07月 09日
なんつってこのドキュメント執筆時点で外は結構な雨。なんですが、昨日っていうか土曜日は降水確率が低めだったので、意を決してヒトリボッチツーリングに。目的地は単車にまたがるまで考えていなかったんですが、津久井湖→相模湖ということで。所要時間は片道1時間ちょっと?
で、ついた。
いきなりスゴい端折り方ですが、道中で写真を撮りたくなるようなスポットが無くってですな。っていうかワリと定番コースな上に津久井湖から渋滞して鬱。
さてこの相模湖。一応現在でも観光スポットなんですが、晴れている土曜日でさえ観光客はチラホラ。烏丸が忌み嫌うバス釣り客がボチボチ、家族連れが2、3組と言ったトコロ。時折ツーリングのバイクが寄りつくんですが、駐車場が有料なのでスルーしていく人も多いみたい。(ちなみに二輪は一時間50円)
お土産屋さんも遊覧船乗り場の係り員さんもおじいちゃんおばあちゃんばっかり。遊覧船のアナウンスの声にも年季が。
そんな相模湖に、古いゲームセンター(コーナー?)があるんですな。ちと写真を撮ってきたのでご覧あれ。
入り口にいきなり有る射的場。縁日で見られるやつですな。景品は置き場所に困る置物からヌイグルミ、中身不明の小箱。何が入ってるんですかねぇ。賞味期限が心配になるよーなものではないと推測しますが。あ。蟲の卵とかだったら、怖い。
ドンキーコングならぬクレージーコング。コピー基板ですな。インストカードは本家ドンキーコングでしたが、それもコピーなのカモ。大昔にここに来た時は、もっと沢山のレゲーが有ったような気がするんですけども。
ボーリング場の待ち時間とかによくプレイしたエアホッケー。地方の観光ホテルやデパートの屋上でよく見ました。これ考えた人は相当賢いですよ?
さてこれは珍しい、スマートボール。200円で玉5個だったかな? を購入して、ピンボールの要領で玉を弾く→ある点数以上で景品と交換。こちらも景品が大変チープ(おそらくキャラメルとか)。ピンボールと異なるのはフリッパーが存在しないので、玉を弾くっていうか発射する強弱だけで決まっちゃうところ。小学校の夏休み工作で流行した手作りパチンコ、あれはスマートボールが原型だったんですなー。
スマートボールを見て思い出したんで、今回はピンボールネタ。
THRUSTMASTER社の「WIZZARD」であります。
めくるとこんな感じにピンボール台チックの凝った作りのパッケージ。こーいう遊び心、日本人は苦手なようであんまり見かけませんな。シンプル=クール&低コスト、ってことなんでしょうけど、文字通り「化粧箱」らしく派手なのもいいと思うんですがねぇ。(でっかい箱の中にCD1枚とかってのは困りますが)
中身はこんなのが入ってるんですな。一見何なのかピンとこないかもしれませんが・・・
つまりこーいうこと。そうです。ピンボールのフリッパーボタンを模したコントローラなんですな。まぁコントローラなんて申しましても、左右にボタンが1つずつというシンプルさ。
実際に設置して見ると・・・
こんな感じ。ちょっとお洒落? 流石につけたままキーボードを叩くとちと煩わしいですが、こーいうコトを考えられる人間ってのは尊敬できますなー。
あ、個人的な感想ですが、間に挟むキーボードはあんまりデカいモノだと使いづらいみたいです。烏丸のキーボード(LEXMARK M4-1)くらいがちょうどいい感じ。エルゴキーボートなんかの、シルエットが左右非対称のキーボードもヤメたほうが良さげ。
接続は御馴染み、ゲームポート。
つなげてPC起動→ゲームオプション→ジョイスティックの追加で4ボタンのゲームパッドをチョイス。
と、いうのもドライバーがWindows2000に非対応。(ついでに言うと付属のピンボールゲームも)
ボタンは左右1個づつしか無いのに4ボタンを選択するのは何故かと申しますと、なんとこのボタン、押下感度が2段階。もちろんアナログ2段階ではなく、押下途中と押下しきったところの2箇所にクリック感があるんですな。
左側のボタン途中まで押下した状態と、
最期まで押下しきった状態。ううむ、どうも使いワケの理由が不明。現物のピンボールなんてもう何年も触ってませんが、こんな風に押し分けできたっけか・・・?
さァさァ、早速活用してみたいトコロですが、前述のように付属のゲームが烏丸の環境では動かないときた。ならば! ってんでネットで検索したら「ジョジョの奇妙な冒険ピンボール」なるモノを発見。
操作方法はShiftとCtrl、"台揺らし"にカーソルキー。うーん、このコントローラじゃ揺らしが厳しい・・・とは言え、早速JoyToKeyでキーアサインしてプレイしてみたところこれはナカナカ。コントローラ自体の重量が非常に軽いので、あんまりエキサイティングするとキーボードごとズレていくのが玉にキズ、ですが一般的なゲームパッドのLRで操作するよりも実にそれっぽい。
これで接続がUSBなら・・・ドライバがNT系で動作すれば・・・まー古い製品ですからねえ。
デザイン ★★★★☆
操作性 ★★★★☆
備考 こーいう製品が出せる外国のベンダーってスゴい
参考URL メーカーHPには既に掲載されてないんですが、一応
まーあまりにもシンプル過ぎて、とりたてて書くこともなくて困ります。工夫次第で現行環境でも使用可能、ってことで見つけたら是非お買い上げを。面白いですよ? ピンボール。