Logitech(Logicool)からSIXAXIS!? いやいや!
2006年 11月 29日
とか言いつつ事例を挙げないトコロに烏丸の烏丸たるゆえんなんですけどもね。まーなんだ。あれ。マウスとか。
さてそのマウス業界で世界最大出荷数を誇るLogicoolの米国法人にして本家、Logitechの子会社3Dconnexionから革新的な3Dデバイスが発表されたとのコト。(→ソース)
その名も「SpaceNavigator」上記画像はCnetの元ソースより。
3Dc社はこれまでにもCAD用の3Dインプットデバイスを販売してきましたが、今回のこの製品もそれらと同様、ひねる・スライドさせる・傾ける・押し込む・持ち上げるの動作により、画面上のオブジェクトを操作するとのコト。つまるところPS3のSIXAXISと同じく、6軸検知。
ソースによるとマウスと併用操作するとのこと。なので片手でマウス、もう片方の手でSpaceNavigator、と。
うーんこれは革新的なデバイス。しかも内部は光学式だとか・・・なるほどこれならこれまでのコンピュータ操作の概念を覆すことが出来そう。しかしこんな面白いデバイスで仕事するなんて・・・CADってのは楽しそうですなぁ。烏丸は畑違いだけど、欲しいッ! 是非欲しいッ!
・・・って思ったら。
持ってた。
この蛍光グリーンが不気味に光る物体は「Logitech CyberMan2」
残念ながら国内法人のLogicoolが扱わなかった製品なんですが、昨年、eBayオークションで発見して落札しちゃったんですな。まぁ例によって衝動的に。
ちなみにその時の様子
→アメ公と烏丸。
→続・アメ公と烏丸。
このCyberMan2、内部機構を含めた内部機構のデザインが、なんとNASAによるものとか。なるほどこの蛍光グリーンも宇宙のオーバーテクノロジーを伺わせますな。そのワリにインターフェースがゲームポートなのが気になるんですが。
そう、ゲームポートってコトはこれ、実はWindows98時代の製品。
なので当然、ドライバーの更新どころかサポートも既に終了。一応サポートページに一箇所だけその名前を拝むことが出来るだけという、ある意味黒歴史状態。あれですかねー、売れなかったんでしょうなぁ。
販売不振の理由。
その当たりはLogitechに実際問い合わせてもホンネが聞けるとは思えないので想像ですが、恐らくは対応ソフトの数が少なかったか、またはソフト側が対応させるのに労力が必要だったか・・・。また当時のお値段も99.99ドルと、当時としては高価だったこと、あたりでしょうか。
さておき、形と用途こそ違えど、こーいう形で復活するなんて意外。
で、チト調べてみたところ、こんなプレスリリースを発見。(→ソース) その中にこんな記述が。
なんと烏丸所有のCyberMan2は、3Dconnextion社の前身であるLogiCad3D社によるものだったと。なるほどなるほど、親会社がLogitechだったのでゲームデバイスで販売したってことなのかしら。うーん、一人で納得。
っていうか流行りの予想外。おかげで烏丸の「取っておき」が白日の下にさらされるハメになったワケですけれどもー・・・しかしひょっとしたら、この「SpaceNavigator」もゲーム用デバイスとして使える可能性も無きにしもあらずんば虎子を得ず。
例によって購入候補へ。
(まぁ、CyberMan2のレビューは、おいおい。)