舌コントローラ?
2007年 02月 28日
お馴染みengadgetから、海外の医療機器メーカーが発表した"舌でPCを操作する"画期的なデバイスの話。(→ソース)
小奇麗なこのお姉さんの後頭部から口にかけてニョロリと伸びた触手が"舌デバイス"だそーで、ご覧の通り口の中に含んで操作する仕組み。同企業のサイトを見ますと、先天的・後天的な不随者を被験者とした長年の研究結果の産物とか。
このテのバリアフリーな入力テクノロジーですと、音声認識の精度がかなり上がっている&コストも低下(ViaVoiceなんてコンシューマ向けの製品もあるくらい)しているとはいえ、確かに声を出すことが出来ない&手足も不自由なんて方も大勢おられるワケで、なるほどこれならニーズがありそう。烏丸の叔父も、くも膜下出血で倒れてから亡くなるまで満足に喋ることが出来なかったので、あの時こーいう製品があれば・・・なんて考えてしまいます。いいですねえ、こーいう進歩。なにしろ選択肢は多いほうがいいでしょうし。
で、上記リンク先をご覧いただくとわかる話なんですが、どーも医療目的以外にもゲーム用のデバイスとしての売り込みもしているご様子。FPSなんかのAIM(照準操作)やらWASDの代わりになるかというと、流石に舌では難しそう。やっぱりある程度「いい加減」でも許される操作に限定されるだろうとは想像できますが、うーん面白い話です。
ところで画像のお姉さんが、どんな風に舌でコロがしてるのかが見たい。いや変な目的ではなく。