【レビュー】IBM USB GamePad
2004年 12月 10日
信じられないコトにIBMがPC事業を中国のメーカーに売却するとの話。烏丸はThinkPad大好きッ娘(?)なので非常に残念なのですが、幸いなことにThinkPadブランドは存続だそうです・・・あのストイックなデザインとコンセプトが存続することを祈ります。(今のスペックでチャンドラみたいのが欲しいなあ)
さてIBMといえば「BigBlue」のイメージですが、いつのころか現在の3色ロゴになってしまって、その上エントリーマシンには
というわけでサヨナラ記念にIBM印のコントローラをご紹介いたします。

デザインモチーフは「死後硬直したバナナ」でしょうか。
ステルス機能が省かれたステルス爆撃機でもいいかも。(それじゃタダの爆撃機か) プラスチックの光沢はもーすこしあったと思うのですが、なにぶん元がジャンク屋で拾ったので、経年劣化で落ちちゃったのかも。いずれ磨いて見ましょう、ってワックスかけたら握るのに抵抗がありますね・・・
材質は全体的に同質のプラスティックを使用していますが、中央水色の2ボタンだけゴムになっています。右手親指担当の4ボタンにはABCDの文字がプリントされているんですけど、これが前述したよーなカラフルな感じで・・・IBMのイメージじゃないなー。しかも写真には写っていませんが、USBの端子カバーの色が白いんです。ますますIBMじゃない・・・。
気を取り直してスペックです。
インターフェースはUSB、すべてデジタル入力でXpの標準ドライバで問題なく認識しました。大きさはプレステの純正コントローラより大きめ、マイクロソフトのサイドワインダーよりは細身、という感じ。方向キーは・・・うーん大きさはアメリカンサイズなので仕方がないのですが、若干ストロークが深すぎかなあ。正確な上下左右をつかむのに苦労します。 右手親指担当の4ボタンは涙滴型。方向キーのサイズに比べてずいぶん小さく、丸みを帯びているので連射はツラいかもです。 連射はソフト側でなんとかすればイケるかもしれないですが。
ん~、どーも引っかかってたんですが、このコントローラ、他でもどっかで見たことあると思ったらありました。NECの「PK-GP101 プレイパッド」と同様の製品のご様子。(残念ながらNECのウェブサイトからも商品情報消えてます。黒歴史なんでしょうか) でもでもアチラはボタンのプリントが白一色だし、全部のボタンがプラスティックで統一されてるしなーんか、「NEC>IBM」? まさか!
冷静になってみると「PK-GP101」発売当時のNECのマシンに黒モデルは無かったような気がします。ってことは本体カラーに合わせたカラーリングを施してあるという点でIBMのほうが良心的ってことでしょうかね。 いや、良心があるならモー少しマシなコントローラを作って欲しかったですね。
デザイン ★★☆☆☆
操作性 ★★★☆☆
備考 IBM印じゃなかったら買わないですけどね。
"MADE IN MEXICO"なんですけどこれ。その割にはデザインがラテン系じゃないけども。