【レビュー】SplitFish EdgeFX 前編
2007年 04月 27日
敬愛して止まないスタパ斎藤氏のありがたい言葉から始まった本日のゲームパッド地下秘密。毎度、読者ちゃんのご愛顧に感謝しちゃったりしなかったり。(←無礼)
さて冒頭の言葉どおり、先だっての予告どおり(いや予告してませんが)、これよりゲームパッド地下秘密「人柱の儀(じんちゅうのぎ)」を執り行う。すでに烏丸は禊(※1)を終え、正装(※2)に改まり準備万端・・・というわけで本日のお題はこちら。
※1・・・禊(みそぎ)。烏丸家では入浴の事。
※2・・・正装(せいそう)。烏丸家では寝巻の事。
ズーン。
買った。買いおった烏丸。
そーです、拙ブログでも何度か取り上げましたSplitFish社のEdgeFX。engadgetで紹介されてから、日本での販売開始を今か今かと待ちわび続けて半年強。つい先日、秋葉原はUser'sSideで大購入した、と。ちなみにお値段は6800円くらい。うーん安いッ! ・・・いや安いかどーかはこの後のレビューの結果で改めて判断するとして。
さァさァ早速レビュー開始ッ! ってんで改めて箱をグルゥリ。
なんだか妙な形にカットされた箱。
既報のとおりPS2用。
誇らしげに書かれた「家庭用ゲームの革命!」なんて言葉・・・否が応にも期待が膨らみます。
・右手用光学式コントローラ
・着脱式左手用コントローラ
・マウス(右手用光学式コントローラ)用兼、着脱式左手用コントローラベース
・ユーザーズマニュアル
なんと! なんと豪華な4点セット! これはもーお買い得と言わざるを得ないッ!
しかも「すべてのゲームで動作」なんていう頼もしい言葉まで。
FPSなら任せとけ的な。(でも文字の均等割付は苦手、みたいな)
エルゴなので操作性云々~と得意げに書かれた・・・なんか売り文句がここまで徹底して掛かれているパッケージも珍しい。相当な自信作、ってコトなのカモ。
で、ようやく御開帳。
引っ張り出して・・・
ダンボールをバラすとこんな感じ。ぎょうぎょうしい箱のワリに英・仏共通の薄いマニュアルと1枚紙のパンフレット。
さてさてさてさて、各部を順番に。まずは着脱式左手用コントローラ。
方向キー。
・十字キー型、タッチはやわらかくストロークは浅め
・残念ながら全押し可能
アナログスティック
・タッチ、ストロークは純正に似ている
・が、L3ボタンとして押し込んだ時にクリック感の手前に段差が
ダイヤル
・右手用光学式コントローラことマウスの感度調整
左手人差し指が担当するのは3ボタン。
・最上段がフォーカスボタン(マウスのスピードを強制的に落とす)
・中段がL1、下段がL2
・下段のL2が今にもハズレそうにガタついている(烏丸の個体だけ?)
・部品の隙間が大きい(ツクリが荒い感じ)
コチラのほうが気になっている読者ちゃんが多いカモ。右手用光学式コントローラ。
ホントーにマウス然としたフォルム。っていうか普通にマウス。
レーザーではなく赤外線方式のご様子。
おなじみの○×△□ボタン。
・思ったより普通のコントローラっぽいタッチ
・メンブレン式、つまりカチカチ音無し
・ボタンの隙間が大きい(ツクリが荒(ry
前から。
・左クリックがR1、右クリックがR2、中央のボタンがR3という配列
・つまりスクロールホイールは無い
・○×△□ボタンと同様にメンブレン方式なので、クリック音無し
・ボタンの隙間が大きい(やはりツクリが(ry
着脱式左手用コントローラを着脱するべく備わった着脱部。
・材質はラバーコーティングされたプラスチック
・無段階に角度調整可能(支点は1点かつ40度程度回転)
・コントローラを乗せるだけでロックする機能は無し
マウスパッド部にもSplitFishのロゴ。
・ナイロンっぽい材質で弾力が無いパッド
・滑りは良好(実際にゲームをプレイしてませんが)
ちなみにマウスパッドの裏はこんな感じ(ネジ、打ち込みすぎ)
と、面倒なので箇条書きとさせていただきましたが、ここまでで一旦烏丸の初見。
安っぽい。
冒頭で書いた"安い"ではなく"安っぽい"。
なんかもー各部の隙間やらボタン類の感触もそうなんですが、そもそもプラスチックの材質がそもそも安っぽい。なんだろう、色が白いせいもあるんでしょうが、色のワリに肉厚がないのですごくチープ。 あと、どーしよーもなく軽い。DualShock2互換だし振動もするとのことなんですが、ほんとにモーター入ってる? みたいな。 これは・・・現物見ないで購入するのは相当危険な予感・・・まぁ、実際にこれでゲームしてないから断言するには早いですけども。
・・・まぁともあれ、無事に人柱の儀は成功、なのかしら・・・
と、いったトコロで本日はこれまで。