モバイル向け、第三のポインティングデバイス。

　新しいインプットデバイスと聞くと居ても立ってもいられないのでとりあえず座って様子見。烏丸です。

　台北で行われているCOMPUTEX、なにやら色々と新しげな製品が発表になっているよーですが、このテの見本市は"見本"だけあって「おお、これは！」って思うものに限って参考出品だったりコンセプトモデルだったり。

　さてそんなCOMPUTEXで気になるインプットデバイスが。(→「Avago、タッチパッド/トラックポイントに続くポインティングデバイス」)

　一見、愛して止まないＩＢＭのトラックポイントが薄っぺらくなったよーな感じのこの製品、実にその通りでトラックポイント＋クリック機能という仕組み。サンプル版ではノートＰＣのパームレスト(しかも右下)と携帯っぽいデバイス(VoIPフォン？)に搭載。


　なーんかトラックポイントに似ているけどもﾁﾄ違う感じの製品はこれまでも散見されましたが、確かにクリック機能までついている製品ってのは記憶になかったり。写真で見る限り直径1cmくらい？　トラックポイントは厚みがでる・クリック機能無し、トラックポイントはサイズを小さくできるようになったもののクリック機能は無し、と考えると両者の長所のみを吸収できた製品として未来があるなー、と。


　で、実際のところサンプル品よろしくノートＰＣのパームレストに、ってのは誰も望んでいないカタチだとは思うので、ＵＭＰＣやＰＤＡ、携帯電話なんかの手で持って操作するデバイスに搭載されるんだろうなぁという「非常に正解に近い」予想。

　あ。このサイズでアナログ入力できるなら新型ＰＳＰのアナログスティックとして実装・ゲームパッドへの転用なんてのも面白いかも、ですねぇ。