【レビュー】SANWA SUPPLY TB-WPSD TrackRest
2007年 09月 05日
仕事に対する情熱は無いクセに仕事で使う道具に対しては並外れた情熱を示すのが何を隠そう、烏丸です。
いやもー仕事が(ryで(ryで。って壮絶な省略の仕方なれども、聡明な読者ちゃん諸兄ならばこの穴埋め問題も難なくクリア→合格な予感。(何に
ともあれ、仕事のストレスがコントローラ購買意欲に向く→ブログのネタに困らない、って仕組みなワケであながちこの仕事を選んだのは間違いじゃなかったのかもしれません。いや仕事をくれてる側としては不本意でしょうけど。
さておき冒頭に書きましたよーに今回は珍しく仕事で使ってる道具について。道具、っつーんだからまぁハードウェアなんですが、こんなの。


なんでまたこれ見よがしに型番まで? といいますと、実はもー検索してもちーとも出てこないんですなこの製品。サンワサプライのサイトから"サポート"→"廃番商品検索"しても見つからないとゆー。 なので同じ製品を使用しているor購入しちゃった方のために足跡を残しておくよーな意味合いも込めつつ。
で、ご覧の通りの製品。
リストレストの上にトラックボールがついてるので便利よーみたいな。事実コレがどーにも便利でして、お仕事中は大変お世話になってるんですな。

付いている機能は実に最低限。左クリックに右クリックのみ。
今日日トラックボールを生産しているベンダーも少なくなりましたが、そうは言ってもスクロール機能は当たり前。それすら無いのは接続インターフェースからお分かりいただける通り、そーいう時代の製品だったからに他ならないんですけれども。(・・・ひょっとして廃番になっているのはシリアルだから?)
内部はロータリーエンコーダ方式。

つまるところボールマウスと同じアナクロな仕組み。
こちらも時代を反映してますなー。支持球は金属。ステンレスかしら。
最低限の機能しかついていない、となると日常使用に及び腰になってしまうかも知れませんが、案外どーにかなるもんです。
烏丸の場合、スクロール機能はフリーウェアの"TrackScroll"を使用。Ctrlキー(当然"A"の左)を押したままボールを操作で上下スクロールに設定、と。

ホームポジションからの指の移動も最低限、オマケにリストレストで手首の腱鞘炎対策にもなっちゃうなんて一石・・・何鳥だか分からないくらい便利。(ちなみに左右方向へのスクロールも同ソフトで設定出来るんですが、あんまり使い勝手がよろしくないんです、無念)
と、まぁこの程度。
どんなキーボードでも大概リストレストを用意する身としては、リストレストとポインティングデバイスを兼用してくれるこれは非常に便利。繰り返しになりますが、ホームポジションからほとんど指を動かすことなくポインティングできるというのは、同じ跡付けデバイスのマウスには真似できない長所・・・。
つっても正直、取り立てて拙ブログであげるよーなネタでも無いのも事実。なんですが、ちょっと自宅に持ち帰るよーな都合があったんでついでにご紹介した次第。


都合、ってのはご覧の通り、リストレスト部の汚れ。
長年の使用によってこのような有様。汚れの構成要素は、ホコリ・汗・皮脂・各種汚濁した液体等々。
ともあれ数少ないお仕事用ハードウェア、今後とも変わらず愛用したいのでてキレイにしてあげたいなーなんて。

問題のリストレストは両面テープで張り付ける仕組み。
その点は代替可能なんで恐れるに足りないんですけども、肝心の汚れた部分の材質がナイロン製(?)のカバーに中身はスポンジ、台紙の部分はプラスチックという構成。
うーん、このまま洗濯機に放り込むか・・・それとも洗面器で漬けおき洗いにするか。しかし前者はなんかエラいコトになりそうな予感・・・吉と出るか・・・凶とでるか?
というワケで洗浄した結果は後日、当該エントリにて追記するカタチにして括目して待て次号。
デザイン ★★★☆☆ 光学式にした後継機を希望。激しく希望
操作性 ★★★★★ 人差し指派/親指派問わずいけます
備考 後述
参考URL Now Searching... (確かiTronだったかどっかのOEMなハズ・・・なんですけどもー
さていささか強引にコントローラの話。
トラックボールのメンテナンスをしていて思ったんですが、大勢が光学式に変わってからもメンテナンスが要求されるのがボール持ちのツラさ。しかしながらユーザーの手の届く範囲である程度、容易にメンテナンスが可能なところは逆に言えば長所なのカモ。
しかしながら拙ブログで中心的に扱っているコントローラなんかは、いざ具合が悪くなってもメンテナンスが実に面倒。汎用品のドライバー工具で分解できるならまだマシで、時には特殊なドライバーが要求されたり・・・って、まぁボタンの具合が悪くなったらトラックボールも分解、面倒でした。
なんか「トラックボールはこんなに素敵」、みたく話をまとめようと思ったんですが・・・駄目だ死にたい。