Joytech、売却さる。
2007年 09月 15日
お馴染み、というほど日本国内では馴染みの無い周辺機器メーカー"Joytech"が、同じく国内ではそれほど馴染みの無い周辺機器メーカー、"MadCatz"によって買収される、という話。(→ソース)
ちなみに日本語のソースはこっち。
両社ともにPS2やXBOX360、Wiiなどの各種周辺機器を取り扱っていましたが、どうやらJoytech社の親会社の経営状態がよろしくないのか、リストラクチャリングするということのよーです。
買収元であるMadCatz社、規模としましては日本の中小企業といった印象でして、2007年度の売上高が113,160,000(恐らくUSD)、従業員数がキリ良く128人と小規模。
対するJoytechの親会社Take-Two Interactive社は2006年度の売上高が1,037,000,000(USD)で従業員が2002人と大企業。今回の売却によりJoytech部門の社員は全てMadCatzへ移籍との話で、なんとも傍目にはJoytech社員お気の毒としか言い様が無い、という感想。
大手企業の部門単位での売却、と申しますと近年でショッキングだったのが、IBMのPC部門売却の件。当初は東芝を含め複数の日本企業への打診があったそうですが、何がどーしてそーなったのか中国のLenovoに。(東芝に買われても納得できませんでしたが)
部門単位では無いもののショックだった吸収話といえば、"タイトー → スクウェアエニックス"とか"ハドソン → コナミ"とかでしょうか。こっちはゲーム業界の栄枯盛衰を良く表してましたねぇ。
さて今回のJoytechブランドの売却は、一コントローラ収集家として悲しいかと言われれば悲しいような悲しくもないよーな言わばどうでもいい話題なのですが、拙ブログ左柱のリンク集も統廃合する必要があるのだな、という備忘の意味も兼ねて。
で、今気づいたんですけども、JoytechもMadCatzも拙ブログで【レビュー】したことないんですな。じゃあ記念(?)に近々掲載しないと、かしら。