【レビュー】Gemini industries XBox
2005年 02月 22日
毎度。太陽の子、烏丸Black RXですよ。
先日のブログで烏丸が「スターフォックス アサルト」を予約した旨を書きましたが、烏丸は太陽の子でありながらも普通の社会人でもありますので、残業が続く最近ではなかなかゲームキューブのような据え置き型ゲーム機ですとプレイ時間が捻出出来ません。しかしながら長年待ちつづけた期待作。なんとか自宅で腰を据えて堪能したいと心より思っているんですが・・・
据え置き型ゲーム機といいますと、国内・世界的にもトップシェアと言えばプレステ2。デザイン・スペックともに申し分なく、さらに急速に広まったご家庭の常時接続環境にも柔軟に対応。これには任天堂のゲームキューブ、セガのドリームキャストともにプレステに大敗を喫しました。思えばこの二社はプレステ時代から、片やニンテンドー64、片やセガサターンで前者はともかく後者はなかなかいい戦いを展開するも、無念及ばず二連敗。ゲームキューブで再戦のノロシを上げた任天堂でしたが、セガは恥を忍んで軍門に下ったのは記憶に新しいですな。 プレステ2による業界の平定により、次世代機戦国時代から太平の世になったと。
・・・って、そういえば来てましたね。黒船が。
全世界のPCのオペレーティングシステムのシェアのうち、なんと97%を掌握する巨大企業。"ウィリアム・ヘンリー・ゲイツ三世"率いるマイクロソフトの刺客、「Xbox」。通称「凶箱」。
"黒船"と呼ばれ家庭用ゲーム機へ鳴り物入りで参入しましたものの、マーケティング不足から日本国内でのシェアは数%。世界でもようやく33%というテイタラク。ソフトを買わずともハードだけ買う好事家の烏丸でさえ避けてる始末。 最近ではどうやら大和魂を曲解したらしく、「かすみちゃんブルー」モデルを発売し、迷走を続けています。
さてそんな凶箱ですけども、なぜかコントローラだけは"日本人の手に持て余さない程度の大きさ(国内版)"であることと、充実したアナログ要素、加えて簡単な工作でUSB化できるとあって、高評価。 無論、高評価なんて言っても所詮はマイノリティなんですけども。
コントローラとあっては黙っていられない烏丸です。ですが、ただ純正品を買うのもにゃー。というわけでサードパーティ製の凶箱コンを購入してまいりました。
なんか普通。
レイアウトに関しては純正もそうですが、どこかドリームキャスト(以下DC)のコントローラを連想させます。LRがアナログになっているところはDC譲りなんでしょうか。相違点と言えば、DCのコントローラはアナログスティックが一つしか有りませんでしたが左右非対称ながらも凶箱は2つ。 烏丸としては右側のアナログスティックの使用頻度は低いので、割りと必要ないと思うのですけども・・・。
方向キーのさわり心地は見た目に反してストローク深め。シューティングで大きく動くプレイスタイルをお持ちの向きにはいいかも。かと言って細かい動きにも柔軟に対応。ボタンは若干小さめながら、マクロ機能までついているのでRPGにもいいかな?(問題は凶箱にRPGが少ないことでしょうか)
おお。いいコントローラじゃん。凶箱はブランドカラーが黒と緑で毒蟲っぽいですが、この製品はおとなし目なデザインだし。
よーしパパ、ついでに他のアングルからの画像も追加しちゃうぞー。
って、厚いよ!
どーも重たいと思ったら中央部分に毒袋。 いやさケーブルを巻き取るハイテク装置を装備してるんですなこれ。しかも一般的な形状のケーブルじゃなくってなんか"きしめん"みたいな。まあ巻き取る都合を考えればこーなるのは致し方ないとして、これがまた巻き取り癖がついて鬱陶しいの鬱陶しくないのって。鬱陶しいんですが。
しかもこの長さ。
もう見てらんない。
最近はホームシアターがブームですけれども、こんなにケーブル長、いるんでしょうか。烏丸の部屋のテレビは14インチ。このケーブルの長さ分、画面から離れたら、画面が霞んでみえないんですが。
まさしく「霞ちゃんブルー」。
デザイン ★★☆☆☆
操作性 ★★★★☆
備考 重さを除けば操作性は及第点。
参考URL 9ドル。 国内だとゲームハリウッドで「ザ・巻取りパッド」という名称で販売してます。