【レビュー】Dragon SuperFightingPad
2008年 04月 03日
よーやく。よーやくわが家の次世代機ことWiiとPS2とXBOXを設置完了。
改めてこう、写真にしてみるとあれね。デカいねCRTって。
っていうかいい加減液晶なりなんなりに替えろよって話ですが、現状の液晶では、このモニタの映りの良さは到底及ばない(と、信じたい)のでこれこの通り、と。まー実際はXRGB-3を経由する時点である程度の遅延だとかそーいうのが発生するよーですが、そこはそれ大した眼球を持ち合わせていない自分の幸運さよ。(じゃー液晶でも良さそうですが)
ともあれ、よーやくWiiが本稼働できる状態になったということで、ウワサの"Wiiウェア"、あれの"スターソルジャーR"をダウンロードして就寝前に1プレイ、寝起きに1プレイなんて感じに。
最初は「2分と5分のキャラバンモードしかないのはなー」なーんて思ってましたが、いざプレイしてみると徒に時間ばかり食うそこいらのシューティングゲーム(グラディウスVとか。いやあれも大好きですが)と違ってすごいお手軽。短い時間だからこそ、精度とパターン作りが重要なワケで、ひょっとしたらまたキャラバン、もちろん今時はオンラインなのでしょうけれども、あの熱気がシューティング業界に戻ってくるのかも・・・なんて想像。
またWii自体の通電をためらわせない設計と、ショッピングチャンネルのお手軽さにも改めて感心してみたり。ひょっとしたら"Wiiウェア"に代表されるダウンロード販売、これからの主流に・・・いやその近いところになるやもしれません。(パッケージを本棚に並べることを無常の喜びにする向きには合わないかもしれませんが)
さておき、じゃあスターソルジャーにまつわるネタ、というかWiiにまつわるネタ、となりますとこれがまた手元に無い。今時クラシックコントローラってどうなの? なんてテーマでお茶を濁すのはどうも良心(あるのか)の呵責(これ良く使うけど漢字でかけなかったりしますね)に苛まされてしまうワケで、なんとも悩ましい。
ん、じゃあクラコンことクラシックコントローラのレビュー、となりますと単に「スーファミのコントローラ が無事に進化」みたいな言葉で済んでしまいそう。ならば"一応"スターソルジャーRに対応しているリモコン横持ちのレビューをば・・・あ、そうかこんなアイテムを絡めれば。
今日日ドコでも似たような商品を見ますな、リモコンに取り付けるタイプのグリップ型アタッチメント。これを今回試してみるってーお話。
さてチト話は戻りますが、Wiiといえば前述しましたクラコン。
純正周辺機器としては異例の売れ行き、それもそのはずリモコンに刺せるタイプの同様のコントローラにライバルが不在、加えてあの卒のない完成度、更に発売当初はWiiショッピング用のポイントが5000ポイントついて5000円、単品売りでも2000円未満なんかで売られた日にはサードパーティは太刀打ちできない予感。っていうか商売上手。
・・・まぁそのせいで駄目方向に意欲的な感じの社外コントローラがトンと出てこない、うーん国内外各社がこの手のアタッチメントに逃げるのも分からないでも無いっつーか。
で、逃げた先の価格帯はこちら。
安ッ。
確かにまーコントローラそのものは純正を流用、で、エルゴ風味な型に白いプラスチックを流し込んで、となるとこんな価格なんでしょうかね。
ほいでは早速取り付けて、とその前にどういう構造なのかをみんなで見てみよう。(なんだ急に)
いや本当にはめ込むだけ。
ロックする機構なんかもなくスッポリと。ホントーにお金も手間もかかってない感じ。
ふとよぎる不安。
「え? じゃあリモコンの発光部は?」
ご安心あれ。
抜かり無し。いやそんなに褒められたもんでもないですけれども。
しかしながら問題が無いワケでもなく。聡明な読者ちゃんにおかれましては既にお分かりいただいているかと思いますが僭越ながら、このアタッチメントを取り付けると、リモコン操作しなくちゃいけない場合はセンサーバーを自分の左方向に置くか、アタッチメントを付けながらもグリップは無視して縦持ちするか・・・そりゃあまぁ後者になるのが自然ですが。
(しかしあれね、リモコンがBlueTooth無しで赤外線だけだったら大変なことになりますなこれ。ホントにセンサーバーを左方向に置く羽目になるっつー)
さて背面には蓋が。
開けてみるとリモコンの電池部に直接アクセス可能。
アタッチメントの蓋の中に更に蓋。なんだか気が利いてるようなそうでもないような。最悪、リモコン本体がこのアタッチメントから外れなくなった時に"裏側から押し出せて便利"ってコンセプトなのかもしれません。
取り付けてみると存外収まりが良い印象。
取り付け前から気になっていたリモコン背面にあるBボタンも、この形状のコントローラで言うところのLボタンとして使える状態に。(ちなみに押し心地については名言を避けさせていただきます)
しかも持った感じもそれほど違和感無し。あれれ? 案外良い?
しかしながら最初の画像でありました通り、実は十時キーに装着するアタッチメントも付属してましてな。つまり現時点では不完全変態。
どー考えても背が高すぎ。
持ち直してみるとスゴイ違和感。なんだろう、右手親指の1・2ボタンとの高さが極端に違うせい? なんだかとってもアンバランス。
これに加えて付属しているのが十字キーのアタッチメントに被せるゴム製品群。
・・・いや正直どれも好みじゃねーんですが・・・しかし装着しない奴は挨拶出来ない奴と同じ、って加藤鷹も言ってた。
のでとりあえず手ごろなところでイボイボ付きのゴムを装着。
どーしたもんですかね、"滑り止め効果"は確かに実感出来るものの、更に"高さが増すコトによる不都合(というか違和感)"の方がインパクト的にデカい・・・正直付けない方が
ともあれ、早速使ってみた感想・・・ですが、
いやココまでで得た感想と同様。
まずグリップがデカ過ぎるようで、十字キーまでのディスタンスが実にロング。いや今時ルー語もあれですが、とにかく手が小さい烏丸のような人間には不向き。手が大きい人には良いのかも知れませんが、だとしてもグリップの形状は再考の余地がある予感。
加えて十時キーに付けるアタッチメント。
こちらもグリップのサイズとのバランスに難。しかも取り付けることによって操作性が上がるワケでも無く、なんだろう"傷と汚れ防止"? くらいの効果しか無さげ。
じゃあ、ってんで外してみても、そもそもリモコン操作時のボタンレイアウトがスターソルジャー向けじゃないのがまた難儀。せめてBボタン、つまりこのアタッチメント装着状態ではLボタンですが、これにスピードチェンジをアサイン出来れば・・・って、これはアタッチメントのせいじゃないですねぃ。
うーん、帯に短し襷に云々、ではないですが、ここぞという使い道が思いつかないんですがこれ・・・
デザイン ★★☆☆☆ 取り付け簡単、なことくらいしか取り得が・・
操作性 ★★☆☆☆ 1・2ボタン側に取り付けるアタッチメントが欲しい
備考 後述
参考URL Now Searching...
畢竟、2000円も出せばクラコンを買ってお釣りがくる現状、正味の話このテの製品に手を出すのは一部の好事家のみ、になっちゃう予感。もちろんこの"好事家"には漏れなく烏丸が含まれているんですけれども、ともあれ言い換えれば"こんな製品しか出ないWiiの周辺機器事情"は憂いてしまいますなぁ。
とか言っておきながら、こーいう製品を集めるのも面白いなと思う烏丸なんですが。